2015年2月の森フェスで、ロッテンレックスと同時にブラインド方式で販売された肌色成形のものと、7月の森フェスで販売されたクリアのもの(こちらはコレクター仲間が入手してくれた為、販売方式は不明)、この6個でバケモンコンプリートできたので、この機会に合わせてレビューします。
タイトル記事はリアルヘッドと書いていますが、リアルヘッドさん、スカルトイズさん、アトムAアマレスラーさん、ヒラリークリキントンさんの4名によるアソート作品となります。
大きさは約5.5〜6センチ程度の1パーツ成形の指人形となっております。
最初はブラインド方式で500円での販売だったので、初出の時期的に某社のガチャを意識しているのかな、と勝手に思ってました。メイドインジャパンです。
この肌色成形のは、とにかく僕のくじ運が悪くて、10個買ったのに3種類しか出ず、トレードなどもしたのですが、コンプできませんでした。ついに全部揃って嬉しいです。ダブったのも、地元の友人へのお土産などで大活躍してくれました。
以下、作家ごとに詳細レビューします。
◯リアルヘッドさんデザイン
まずは、獅子マイン(阿)
口が開いて「あ」と言ってるのは、狛犬と同じですね。
マインって地雷って意味なので爆発するのでしょうか。
一つ目、モヒカン、稲妻とリアルヘッドさんのアイコンが、ふんだんに用いられていて、伝統的な獅子舞にアレンジの効いたデザインとなっています。
対して獅子マイン(吽)こちらはモヒカンこそ残るものの、スタンダードな獅子舞そのものですが、造形は巧みで、退屈な感じはしません。
正面から見ると愛嬌ありますが、横から見ると獅子らしい精悍さが現れます。
阿吽を並べて。
◯スカルトイズさんデザイン
骨チュンキャット。
骸骨というと、不吉な感じがしますが、一生涯にわたって福を招くという有り難い猫なのです。
丸みを帯びた可愛らしい造形のなかに、レントゲン写真のように、不気味な骸骨が浮き出ています。
しっぽの部分が絆創膏のように、骨のクロスなのが面白いですね。
◯ヒラリー・クリキントンさんデザイン
ルサンチマン。
ヒラリー・クリキントンさんは、原型師さんで上記のキャラクターの原型もされているようです。
このルサンチマンは、ヒラリーさん自身のデザインです。エッジの効いたデザインが木を原型にしていることで、非常に活きています。
ルサンチマンという言葉そのものは、なんか難しい哲学用語みたいです。
参考:ルサンチマン - Wikipedia
成型色とデフォルメからか、ガン消しをちょっと連想しますね。
8頭身バージョンのデザインも、ヒラリーさんのインスタだったかで公開されていて、いつかスタンダードサイズでも作成して頂きたいです。
◯アトムAアマレスラーさんデザイン
バキュームおばさん。
アトムさん自身のデザイン、原型です。
いかにもアトムさんらしいモチーフですね。
別の意味でバケモン(失礼)。
ほくろがセクシー、背中のぶつぶつが変にリアルでキショイー(褒めてる)。
すましたお筆。
手に持ってるのは、筆です。
筆おろし……って言葉もあるけど、筆です。
この髪型は、リヴァイ兵長っぽい。
たまたまクリア形成のものを手にしましたが、ゴーストっぽくて良い感じです。
……うん、良い感じ。
◯関連記事