4月の三重旅でゲットしたこけしの紹介です。
盛美津雄工人のこけしを手に入れて、目が肥えてしまったのか、お店でこけしを見る目も厳しくなってしまい、どれが良いのかわからない状態に。
そんな中、選びに選んだ2つのこけしです。
今回はひとつ目の柿澤是伸工人 勘治型 4寸(約12.5センチ)です。
柿澤是伸工人のこけしは実は2個めでした。選んだ時は純粋に顔が気に入りました。ツリ目ながら濃ゆい顔立ちがイイなと思いました。
僕が購入した、ひとつ目の柿澤是伸工人のこけしは、見上げこけしというものでした。
鳴子系って言うのは、首がキイキイなるんだぜ! と手に入れたばかりの知識を見せびらかすようにしていたら、色移りさせてしまい、パッキリ綺麗な絵付けを台無しにしてしまった苦い経験があり、いつか買い直したいなぁという思いがありました。
高橋勘治型という鳴子こけしを代表する形だそうです。
鳴子系の高橋勘治工人と、その一族によって継承されたカタチで、今でも復元を試みる工人は多い……とコケシwikiにあるのですが、復元を試みる、ということは、数が少なすぎるのか、それとも実物としては残ってないということなんでしょうかね?
非常にシャープな筆運び。
ろう引き仕上げの光沢の相乗効果もありそうです。
大きさは、ベアブリック(7センチ)と比べるとこんな感じ。
これくらいのサイズが価格的にも集めやすいですね。
◯次回予告