前回、前々回と記事にした飛騨高山でのモンスター&ミスフィッツ3展より、戦利品のレビューその1です。
今までT+CPさんが販売した3つのソフビに加え、新作1つをの4種類をまとめた、スーパーセットです。袋詰された、子ども心をくすぐるパッケージです。
◯まずは並べる
カラーは無塗装のGID。限定版といえばGID(グロウ・イン・ダーク=畜光)が定石です。
20センチ程度のソフビとは言え、一気に4つもそろうと、一気に増えたな~と、嬉しい半面、空間占有率の上昇に胸が痛みます。今回のソフビは、個展の記念に販売されたためか、普段の価格により1体の単価としては、かなりお求めやすくなっています。一緒に行った友人に頼んでもう1セット確保してもらえばよかったかも・・・?
次に個別に見て行きましょう。
◯スティンジー・ジャックGID(作者:ブラント・ピータースさん)
カラーウェイ#1との比較。やっぱりいいですねー。最初は、オリジナルのレジン製の写真と比べて、ディテール不足を感じていましたが、ソフビ特有のあたたかみというか、ユルさのようなものがいいです。かといって、大昔のソフビと比べると、エッジもピリッと立っていて、受け継がれ磨かれてきた現代の技術を感じるという。
◯カリオペ・ジャッカロープGID(作者:キャシー・オリヴァスさん)
彫像のようになって、また魅力的です。これが一番塗りたかったけど、ちょっと躊躇しますね・・・。でも、いいアイディアを思いついてしまったんです。
◯スティンキー・ジンジャーGID(作者:クリス・ライニャックさん)
会場で大人気だったクリス・ライニャックさんデザインのキャラクター。
カラーウェイ#1も無塗装でした。限定版より数が少ない通常版・・・。
◯そして、新作ヒーゼン・スネーク・スケルヴGID(作者:ブラント・ピータースさん)
新作なので、詳しく見て行きましょう。
蛇なので、可動は少なくなっています。首の部分に加え、ツノと耳(?)が可動しますが、過去のソフビのように、遊べるという感じではありません。
裏面も造形されています。
首の継ぎ目に少し違和感。蛇の下半身が少し大きいような?
新作のヒーゼン・スネーク・スケルヴですが、T+CPとして2度目の登場となるブラント・ピータースさんがデザイン。勝手にサーカス・ポスタラスのアーティストが一人一つソフビをデザインしていくものと思っていたので、ビックリしました。今回は、やっていませんが、ジャックとカリオペと同じく、頭部を外して交換する事ができます。僕は、懐事情的に一つしか買っていませんが、複数のカラーウェイを購入して、頭部を交換したら、より楽しくなるのではないでしょうか。面白いヤツが仲間入りしました。彩色されたモデルが楽しみです。
◯最後に光らせてみる
良く光ります。GIDソフビは大好きです。不思議な浮遊感があって。
造形の陰影が浮き彫りになります。
T+CP Monsters&Misfits3 限定GIDソフビ4セットでした!