飛騨高山の日下部民芸館にて開催されているアートトイの個展、モンスター&ミスフィッツ3展に、開催初日の13日に訪れました。作品は写真も取り放題、展示物は購入可能です。運と度胸か会話能力があれば、アーティスト本人にサインが貰えたりできます。
出発は朝の3時でした。この旅は、僕が企画したのに、友人が車を出してくれました。いつもすみません・・・。滋賀からは約3時間の道のりでした。よく郡上や高鷲までは冬にスノーボードに訪れていましたが、高山は初めてです。
*この旅は日帰りツアーでしたが、写真点数が多く、記事が長くなりそうなので、2回に分割します。
◯勢いで6時に到着・・・店はどこも開いていない
当然です。朝市をみたり、お寺にお参りしたりして過ごしました。
古い町並みは、朝早かったので、人もまばらで、よく見ることができました。
散策していて、この街、なんか違和感あるなーと考えていたら、マクドナルドが見当たりませんでした。
水路をとおる水がとても澄んでいました。
赤いコイや真鴨がいて、とても風流でしたよ。
9時を過ぎると店も開きだし、朝飯のかわりに、飛騨牛の肉まんじゅうや、名物の試食なんかをつまみつつ、街を散策しました。
◯怪物と不適応者たち3展へ
当初は、午後5時からの内覧会とレセプションに参加予定でしたが、もしかしたら混雑でしっかり見れないかもと思い、一度見に行くことにしました。
ラッキーな事に、アーティストの方々と、主催者である留之助商店の店主さんが会場におられました。コミュニケーションを取れる方は果敢にアーティストの方に接触を図っておられました。中にはスケッチブックを持参して、絵を描いてもらっている方もいて、指を咥えて横目で見てました。
さて、展覧会の会場は、かつて将軍家御用達だった商家だったそうで、重要文化財として指定されている日下部民芸館となります。旧家然とした和風建築にアートトイが並ぶ姿は、混沌としてエキゾチックでした。建物そのものが、とても見応えあり、外国人観光客の多くは、建物目当てに来ているのではないかと思いました。
美術品の展覧会としては、太っ腹にも写真撮影は可能で、ココぞとばかりに写真をバシバシ撮りました。開場間もないころでしたが、作品のネームプレートに赤いシールが貼っているものがあり、これはなんだろうと、店主さんに聞いたところ、売約済みのものとわかりました。
早くも、ちらほらと売約済みの作品があり、特にクリス・ライニャックさんの作品(僕のブログのなかでは、スティンキー・ジンジャーのデザイナーです)は、コレクターが3名も訪れ、くじによる争奪戦の末、全てソールドアウトとなったそうです。ほとんどが一点ものでアーティスト本人のハンドメイドです。おもちゃというよりも芸術作品の趣きと価格でしたので、好事家の情熱って凄いんだなぁ、と思いました。
ブラント・ピータースさんとキャシー・オリヴァスさんは夫婦ということもあり、コラボ作品が多かったです。お二方は、最初の個展から参加しているということもあってか、もっとも多作でした。
ドクター・Aさんの大作。実物のディテールは写真で見るよりもっと凝っています。
大人気だったクリス・ライニャックさんの作品。撮り忘れている作品もありますので、気になる方は是非、会場へ。
アマンダ・スペードさんの作品。この作品たちに僕は一番心惹かれました。T+CPのソフビとして発売する日は来るのでしょうか・・・。ドールアイと前歯の質感はソフビでは無理かなぁ。小さい作品だと、おもちゃを2.3個我慢したら、なんとか購入出来そうなので、来年・・・もしくは、間もなく公開されるオンライン・プレビューで・・・とか考えてしまします。
三回目の個展となり、サーカス・ポスタラス以外のゲストアーティストの参加もあり、バラエティに富んだ、見応えのある個展でした。
会場では、本展覧会の図録とT+CPの限定GIDソフビ4個セット(こちらは留之助商店の方で購入してくださいとアナウンスしておられましたが、留之助商店は展覧会中、閉めることも多いらしいので、要確認です)が販売されていました。こちらはゲットしました。
来年も開催するそうなので、今から楽しみです。
◯(2)に続く
続きの高山観光と、留之助商店へ初来店した事を書くつもりです。