*この記事には、GoogleサイトやYouTubeからキャプチャした画像が使用されています。
Google製スマートフォン「Pixel」最新機種「Pixel3/3XL」が発表されました。
iPhone3G以来、10年間二年ごとにiPhoneの最新機種を乗り換えてきました。スマートフォンは、新機種が出るたびに、ギークをワクワクさせてくれる最先端のガジェットでした。ところが、今年のiPhoneXSは特に悔しさもなくスキップできました。乗り換えを動機づけさせる、魅惑の要素が僕には感じられず、もう一年7Plusで戦える、と思いました。
また、今後はアンドロイド端末への乗り換えも視野にいれていたので、REDのHydrogen(参照-エンガジェットジャパン)や、コスパの良いEssentialのEP1(参照-
エッセンシャルフォン)などを候補にしていました。
今回のPixel3発表もスルー予定でしたが、FeliCa(お財布ケータイ対応)と知って俄然気になりました。上記の候補としたアンドロイド端末、対応していないんです。
未だにiPhone離れがたしの部分がFeliCa対応なんです。超便利なんだもん。
でも、この段階では、まだ冷静でした。
新しいスマホの発売日にビッグウェーブ感じる時代は終わった、と自分に言い聞かせる
— スモッグ (@smoglog) 2018年10月10日
今回のPixelの進化の部分は最新のチップセット(CPUなど)を採用しているものの、ハードウェアではなく、Googleらしくソフトウェア部分を推しています。
一番時間をかけて紹介されたのがカメラです。
Pixel3には、通常サイズ(5.5インチのディスプレイ)と大きなサイズ(6.3インチのディスプレイ)がありますが、どちらもトレンドの複数眼カメラではなく、単眼カメラとなっていて、ボケ味を出したり、画角を変えたりするのは不利に見えるかもしれません。
ここでGoogleお得意のディープラーニング技術をつかって、被写体とそれ以外をAIが認識して単眼カメラだけでボケ味を出したり(撮ったあとでボケ味調整可能)、デジタルズームの画質の荒れを画像処理で直して綺麗にできるそうです。写真というけど、ここまでいくと写偽ですね(笑)。
それ以外にも、自動でバースト・ショットしておいて、その中からベストな写真を選んでくれる機能(眼をつむってしまった、風で髪が顔を覆ったなどの失敗が無くなる)。
シャッターを押さなくても、笑顔や変顔を認識して撮影してくれる機能などあります。
その他にも、カメラを気になる服やランドマークにかざすだけで、その商品と似たアイテムを検索してくれる、広告会社らしい機能。
AR技術でアイアンマンとセルフィーが撮れる機能。これ、動画ですね。超クール!
大きく心を揺らがせたのが、オンラインストレージ「Google Photos」のアップロード容量が2022年まで無制限!
iPhoneを10年間使って、一番苦労しているのがストレージのやりくり。
アプリや不要な写真を消して、ダイエットしないと、母艦にバックアップできません。
母艦とストレージ容量同じなんだもん。
一度、昔のバックアップを消してからじゃないとバックアップできません。めっちゃ面倒。
大きくストレージを圧迫する写真をまるごとクラウドにアップロードできます。
ここからは、ハードウェアについて書いていきます。
ハードウェアにおいては、メモリ4ギガ、指紋認証のみと、フラグシップにしてはとんがった性能をしていません。しかし、逆にその部分に「美学」を感じてしまうんだよなー。これで十分だってメッセージにかんじます。その分、ソフトウェアにお金がかかってるんだと思う。目には見えないから高く思えるかもしれませんが。
既述のとおり、サイズは2種類あります。
僕はiPhone7Plusユーザーなので、それと比較します。6Plus、8Plusユーザーも参考にできます。
5.5インチの方は、画面サイズはiPhone7Plusと一緒で、ボディサイズは無印の7サイズ。
6.3インチのほうは、画面はでかくなり、ボディサイズはiPhone7Plusサイズです。
iPhone7Plusのサイズに慣れているので、画面も小さくならないし、どちらでも良いんですよね。買うなら。
iPhone 7 Plusは5.5インチ、pixel3はちっちゃい方が同じ5.5インチぃぃ
— スモッグ (@smoglog) 2018年10月10日
でも大きい方にはノッチがあります。
ノッチ!
貴方は好きですか?
自分は好き嫌い以前に、スマートフォンで一番賢くない部分だと思っています。
ディスプレイに切り欠きをいれるのは、とても高度な技術なんです。
なので、歩留まり率やコストはとても高くなる。
そこまでするメリットありますか?
僕はちょっと考えられない。
僕には、スマートフォンの進化が頭打ちになったせいで、分かりやすい買い替え需要を生むための一過性のトレンドだと思っています。
あと5ミリ筐体サイズがでかくなって、5千円安くなるならそちらの方が、よりスマートだと僕は思います。ノッチに今以上のメリットがあるなら考えを改めます。
そういう考えで、自分は無印Pixel3の一択です。
ガジェットでデザインが良い悪いとかの話になりますが、デザインで賛否が分かれてる時点で僕はデザインが悪いと思っています。デザインってのは趣味嗜好を超越した絶対的な価値観なんです。見た目だけではない、いろんな問題を包括的に解決するのが良いデザインです。
ああ、なんだか気持ちが固まってきましたよ。
そうか…pixel日本初上陸か。マジでビッグウェーブ案件じゃん、ううう!
— スモッグ (@smoglog) 2018年10月10日
次は色の選択。
白、黒、ピンクの3種類です。
カメラの出っ張りが少なくて良いですね。
追加: pixel2は出っ張りなかったらしいです。
なんで出っ張り出すかなぁ。
サイドにワンポイントカラー。
今の所、このピンクに惹かれています。
ピンク……?
いや、ノットピンクというカラーです。
今まで白と黒のiPhoneしか選んで来なかったので、ちょっと冒険したくなりました。
背面もガラスなので、カバーすると思いますけどね。
買うならノットピンクかなぁ
— スモッグ (@smoglog) 2018年10月11日
Pixel3/3XLは、Google直売のシムフリー版と、ドコモ/ソフトバンクのキャリア版が発売決定しています。自分はそのまま、ソフトバンクでキャリア変更せずに機種変ですかねぇ。
10月19日予約開始、11月1日発売と。
あ。
11月でiPhone7Plusの月割支払い終わりでした。
……乗るしかねぇ、このビックウェーブに!!!