イトキンパークさんのアストロノート(宇宙飛行士)です。
こちらは、友人からの戴き物になります。自力で手に入れたものだけレビューに使うって縛りがあったんですけど……、ある意味提供品ってことで!
いつか自力で手に入れたい! と今でも思っています……。
計3パーツ。全高約8センチ。
クリアフードの宇宙服。レトロフューチャーな光線銃(ピュウピュウガン)。メルヒェンなお顔立ちをしています。すごく、すごくかわいい。
胸には生命維持装置か通信装置なのかモニターとスイッチ類が並んでいます。
クリアフードには耳があり、宇宙服にはコルネパンのような渦巻きしっぽがあります。
背中にもメカ。
何にもまして、塗装が素晴らしい。美しいグラデーション、ボタン一つ一つに施された彩色……。
キュートなサイジングに加えて、丁寧にキッチリ仕上げられたペイントが所有感を満たしてくれます。
その他特筆すべき点は、クリアフードの美しさでしょうか。
ソフビの成型は、金型に液状の材料を入れ、熱した油に浸し、金型に接した面の材料を焼いて固形化します。まだ固まってない部分を捨てて、もう一度焼いて、焼き上がった材料を抜いて完成という流れなんですが、金型面はともかく、内側には液だれが発生する可能性があります。
このクリアフードのように、凹凸面のないキレイな球面をつくるのって、職人さんの技も必要だし、歩留まりも悪いと思うんですよ。気泡もないし、とてもキレイ。耳の部分とかすごく難しそうじゃないですか。
さてさて、ここからうんちく。
アストロノートとは、アメリカで訓練された宇宙飛行士のことと定義されるそうです。ロシアだとコスモノート。中国だとタイコノート。この場合は一般名詞として、アストロノートを選ばれたんだと思います。
NASAの宇宙服は一着10億円するそうです。信じられないくらい高価ですよね。それだけ宇宙って過酷な環境なんですね。ところでザクは一機いくらくらいになるんでしょうね。あんなにボカスカやられたら、経済的にやってけないんじゃなかろうか。
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