ついに……ドローンを買いました。
貯金生活、とても苦しかったです。
コレクターとして、アレもこれも欲しい、物欲と戦って戦って……
……はい、嘘です。
GoProのカルマのリコールなどあり、まだドローンは進化の余地があるな、と感じました。それで購入は諦めましたが、ドローンへの渇望を満たすために、安価なトイドローンを買おうとしたのです。タイミングよく、いつも聞いているポッドキャストで学研の大人の科学の最新号の付録がドローンであると知り、予約し購入しました。
大人の科学マガジン カエデドローン (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)
- 作者: 大人の科学マガジン編集部
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本
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こちらのドローンは、カエデの種を模した全長25cm、重さ12gの単翼型ドローンです。種を中心に回転しながら、ジャイロ効果で安定して飛行するそうです。赤外線コントローラー付属します。
まず、重さが12グラムと軽量ですので、200グラム以上に科せられるドローン法規制をパスすることができます。
僕のようにドローンを持たない人はもちろん、カエデの種子の構造をモチーフにした独特の形状は、クワッドコプタータイプのドローンを持っている人にも楽しめるのではないでしょうか。
◯まず内容物を見ていきましょう
大人の科学は、ムックとふろくのセット本です。
ふろくのほうが本体っぽいですけど(笑)。
中にはドローンとコントローラが組立前の状態で入っていますが、組立は簡単。
用意するのは、大きすぎない普通のドライバーが必要です(精密ドライバーはネジを回すのが硬いので向かないです・実体験)。
その他、電池が付属しませんので、別途単4電池が4本必要です。
コントローラの基盤です。
電気工作は不要です。
ネジとコントローラのツマミ類。予備のプロペラも入っています。
コントローラの外装。
ドローンの翼は、発泡ポリプロピレンです。仮にぶつかったとしても安全となっていますが、人のいないところで飛ばしましょう。
発泡スチロールとそっくりですが、強度が高いそうです。
この素材が軽さと安さの理由かな?
ドローン本体の、カエデの種部分がバッテリーと赤外線センサーとなっています。
2つ付いているプロペラは、カーボン製のロッドで本体と繋がっています。
プロペラガードも付いていますね。
上昇用のメインプロペラは、角度を変えて上昇重視・コントロール重視にできます。
◯次はコントローラの組立
前述しましたが、プラスドライバーは精密ドライバーではなく、柄が適度に太いものを使ったほうがネジが回しやすいです。
ツマミ類を設置、固定。
基盤をネジで2箇所留めます。
電池ソケットと基盤を接続。
ドローン本体の充電コードを出して、3箇所ネジ止めすれば完成です。
ちゃんとしたドライバーがあれば10分〜15分くらいで完成します。
充電。
◯飛行の模様は動画を御覧ください
◯使用してみて、注意点
動画を見てもらうとわかるとおり、離陸には平らで滑りの良い面が必要です。
ちょっと荒れたアスファルトだと引っかかって無理です。
プロペラガードが地面に触れないように、発射台をDIYしたら快適かもしれませんね。
手で投げて飛ばす方法もありますが、これはテクニックが必要で、僕の場合は激しく地面に墜落して、プロペラガードの片方が破損しました。
次に受信なのですが、あまり感度が良くありません。
赤外線なので、外の場合は難しいのかもしれませんね。
最後にコントローラなのですが、上昇下降は反応するのですが、前後左右のコントローラスティック操作は反応しているのか微妙です。
むしろ信号が途切れて落下しました(動画参照)。
悪いところもありますが、それを補ってあまりある、楽しいお手軽ドローンでした。
自然のカエデの種子をモチーフにしてあるので、プロペラが停止するとひらひらとゆっくり滑空します。学研らしい、なかなか勉強になるドローンじゃないですか。
ちゃちな作りですが、プロペラや本体を自作して交換するなど、楽しみ方の広がりがあります。
操作に関しては、かなり難しいので、飛行時間で競いあうのも楽しそうです。
使う際は、くれぐれも周辺に気を使うようにしましょう!
大人の科学マガジン カエデドローン (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)
- 作者: 大人の科学マガジン編集部
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本
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