【4/28追記】Amazonのレビューを見るとわかるように2週間程度で、「このアクセサリはつかえません」と出て充電しなかったり、認識しなかったりします。交換可能のようですが、しても同じ症状がでるようです。買うんじゃなかった。結局、純正品が一番ですね。
iPhoneが当初から言われ続けてきた改良点のひとつに、「充電ケーブルの耐久性の低さ」があります。Lightning端子に冊新された事を機に、この部分も見直しされるかと思いましたが、その願いは露と消えました。
よっぽど「Made for ……」とパッケージに印刷されることによって、Appleにもたらされる利益が大きいと思えます。日本のiPhone満足度の高さが不思議でなりません。
僕自身は、決して取り扱いが丁寧という訳ではなく、雑な方と認識していますが、それでも端末契約の2年間縛りを待たずしてケーブルの皮膜がボロボロと崩れたり、ちょっとした端子の傷で認識せず充電しなかったりで、非常に不満でした。
▲2年前のiPhone5のもの。この記事の為に残しておきました(大嘘。捨てられない男)。
▲一年前のiPod nanoのもの。端子に傷がつき、両面使えるのがウリのLightningケーブルなのに、片面しか認識しない。ケーブル自体にも折れ目が……
今まで、幾つか社外製のケーブルも試しましたが、高価だったり、耐久性もそんなに変わらずで、「これは!」と言うモノに出会っていませんでした。
今回レビューするのは、4000回の折り曲げ耐久性を謳っているものの、比較対象がないのでスゴイのかわかりませんし、使用時間も少ないので耐久性を実証できていませんが、同じメーカーのモバイルバッテリのデキが良いのと、発売記念価格で少し安かったので購入しました(現在は通常価格……でも純正ケーブルよりも安いです)。
特筆しておきたいのは、18ヶ月の保証がついています。
それと、色が今回購入した、シルバーにゴールド、ブラックとiPhoneの色を意識したカラーが揃っています。モバイルバッテリ用のマイクロUSBケーブルが白色で、鞄の中でLightningケーブルとごっちゃになってイラッ☆とした経験があるので、差別化されて良いと思いました。
◯パッケージ
モバイルバッテリに準じたパッケージングです。
大容量モバイルバッテリの決定版? ANKER Astro M3 - smogbom
ちょっとお菓子の箱のようです。
化粧スリーブの裏面が取り扱い説明書になっています。
◯端子部分
金属部分は高級感ありますが、ゴムの部分は処理が甘くて安っぽいです。商品パッケージのまんまだったら、最高なんですが……。
強度にかんしては、純正品より分厚く硬くて頼もしい感じなので、もうちょっと何とかならなかったのか、というのが正直な感想です。
このあたりのデザイン上のツメの甘さもモバイルバッテリに準拠している感じです。
Lightningケーブルには、中にチップが組み込まれています。未認可の社外品(海賊版)については、今は使えてもアップデートした際などに認識されない事があるので、少々高価でも「Made for ……」のマークが付いているものを購入した方が安く付くと思います(経験者は語る)。
◯ケーブルの質感
ゴムではなく、極細のナイロン糸で皮膜されています。素材で好き好きが分かれそうです。
中に一本針金が入っている感じ……といいますか、おそらく絡まり防止なのでしょうが、非常に強いコシがあります。短くコンパクトに畳んで、結んで片付けるのは、出来ないことはないですが、ちょっと難しいです。
長期で使ってみないとわかりませんが、極細繊維なため摩擦で毛羽立ったりしないか、少し不安ではあります。
何ヶ月が使ってみて、また追記します。
◯重さ
純正品は17グラム。
アンカーのケーブルは18グラムでした。
重量差は僅か+1グラムでした。
持った感じはしっかりしてズッシリとした感触があるので、もっと重いと思っていたので、意外でした。
◯まとめ
まだ使用して数日なので、耐久性については、なんとも言えない感じですが、ナイロンのケーブルの質感と、キッチュさが気にならなければ、良い製品と感じました。
職場、自宅、予備と3本はケーブルが欲しい僕としては、純正品のクオリティと価格には閉口しざるを得なかったので、他社でもこういう製品が出てくるのは大歓迎です。
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