ユーロシルムの軽量・強靭な傘を購入しました。
こちらのモデルは、UVカット仕様で日傘として使えますし、カウボーイキャンプ時のサンシェードとしても使えそう。午後まで惰眠を貪るときとかね。
◯PR動画
Göbel Euroschirm Birdiepal Outdoor
出ている人は別に俳優さんでは無いのでしょうから、仕方がないのしょうが、クオリティの低さが逆に新鮮です。
・・・今思えば、このクオリティの低さと価格に、天秤をかけ、少しでも考えれば良かったです。
◯ケース
サイドとフロントがメッシュになっていて、水を切り、速く乾かす事が出来ます。
一見、便利そうに見えますが、傘自体がウォータプルーフなものですし、2・3度、バサバサ開閉すれば、水は切れます。街で使う時、雫が落ちるので、結局、ビニールの袋に入れないと行けません。メッシュの必要性があるのか、ちょっと釈然としませんでした。
それと、モデル名を示すタグのロゴがカッコ悪い。少なくとも、僕の趣味の範疇ではありません。ドイツブランドらしい、カチッとした書体で組んで欲しかったです。
◯本体
これも本当に、僕の主観で申し訳ないのですが、良いモノって箱から出して、見た瞬間に「おおッ!」て思う、”匂い立つような良さ”が漏れてくると思うのです。
この傘は、僕が今まで購入した傘の中で一番高い傘なのですが、それを加味してしまったからでしょうか。まあ、普通としか思いませんでした。輸入代理店が価格を吊り上げているのでは無いかとも疑いました。
傘を留めるストラップのところが曲がっていました。正直、神経質すぎるかと自分でも思います。無理にケースに押しこめられてしまった為でしょうか。
しかし、中身のマジックテープの角が折れてしまっているのはなぜ? 質素剛健のイメージのドイツとはかけ離れた第一印象。販売店は検品をしているのでしょうか。
◯グリップと先
握り、前ともにトレッキングポールで使われるような硬いスポンジ素材です。無理に押し込められていたせいか、露先(プラスチックのキャップ)が押しつけられた跡が、付いています。復元しないだろうな・・・。
握りにはストラップが付いていて手首で留めることが出来ます。このコードは、コードロックが固く、形状的にも手袋をはめて、片手で締めるのは困難に思います。また、コードが太く、野暮ったいのと、水を吸いそうです。手触りは良いのですが、交換したいところ。
こちらは先の部分です。写真ではわかりにくいのですが、先端には溝が彫られ、ここにガイラインを噛ませる事ができ、シェルターの支柱として使う事が出来ます。上位モデルのバーディーパルには、枝などに吊るせるようにループが付いていますが、この溝と紐を上手く使えば同じ事が出来そうです。
◯開閉機構・骨の素材
極力、金属の使用を避けています。骨のメインとなる素材はグラスファイバーです。よくしなり、堅牢で軽量です。
感心したのは、開閉機構にボタン式のストッパー(ハジキと言うらしいです)が無く、受け骨(上の写真で、指をかけている部分です)の張力で止めています。中棒に欠損部分を開けると、強度の低下につながるためと思われます。
ちなみに、グラスファイバーにすることで雷の心配がない、みたいな話は無いみたいです。雷の落ちる原因は、高さにあります。雷がなったら、高い木の真下を避けること、何もない平原では伏せることで対策するようです。
◯正真正銘、アウトドア用の傘
動画を見ると分かるように、アウトドア用途に使うために、軽量・強靭に作られています。
適正な価格かと問われれば、僕の感想としては割高に感じてしまい、かなり辛く評価してしまいました。でも、これは所感。ファースト・インプレッションです。コンビニ傘とは違いますから、ヘビーデューティに使用して、また違う感想を抱くかもしれません。