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Penta / オリジナル豚毛ブラシ[3rd・最終型]

広島市中区で靴修理・靴磨き・ブーツのカスタムなどされている、靴の修理店Penta(ペンタ)さんのオリジナル靴ブラシを、滋賀で開催されていたバイクイベントにて、店主の山崎さん御本人に対面して購入してきました。

馬毛バージョンと豚毛バージョンがあり、スウェード靴用が欲しかったので、豚毛を購入。

smoglog.hatenablog.com

 

革靴にハマって、ユーチューブチャンネルを結構見てきたんで、ミーハーですけど、お会いできて嬉しかったです。

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今回で最終型と銘打つバージョン3となります。

進化の歩み

1stタイプではブナ材を使用し、強度はあるものの「少し重い」との声がありました。
2ndタイプからは、柔らかく軽い朴(ホオ)の木に変更。
そして今回の最終型では、さらに握りやすさを追求し、
ハンドル部分に溝加工を施しました。

力を入れずに自然に握れ、ブラッシング中も滑らない。
ストレスのない“理想の握り心地”を実現しています。

 

グリップは、柔らかく軽い朴(ホオ)の木。

仕上げも白木状態なので、ここから凹んだり、油でテカったり、革靴と一緒に成長していきそうです。

軽くて扱いやすく、手に温かみが感じられます。

■ 手植えのような品質を、より身近に

高価な手植えブラシのような使い心地を、
できる限り多くの方に体感してほしい。
そんな思いから、あえて機械植えでコストを抑えながらも、
品質には一切の妥協をしていません。

溝加工によって少し価格は上がりましたが、
手に取った瞬間、その価値を感じていただけます。

 

グリップ加工が施されていて、握りやすくなりました。

なかなかこういう細かい部分に対応してくれる加工所さんがないらしいです。

いや、あるんでしょうけど、コストに返ってきたり、そういうことでしょうね。

新しい木工所との出会いから生まれた逸品

これまでの工場では実現できなかった溝加工を、
障がいを持つ方々が働く木工所とのご縁で形にすることができました。
一つひとつ手作業で削り出される溝は、温かみと丁寧さそのもの。
手に取った瞬間に、その違いを感じていただけます。

 

自分は贅沢に、ほこり落とし専用にしますが、豚毛9割、馬毛1割の混毛になっていて、靴クリームを伸ばして艶出しをコレ一本でできるそうな。

毛足が結構長めなのと、絶妙な持ち手のシェイプのおかげか、木が靴にぶつからず、ハンドリング良好。

■ 豚9:馬1 ― 絶妙な混毛バランス

ベースはコシのある豚毛。
そこに約1割の馬毛をブレンドすることで、
硬すぎず、柔らかすぎない“理想的な毛質”を実現しました。

乳化性クリームを塗った後、
このブラシで全体をブラッシングすることで、
クリームが革の毛穴までしっかり馴染み、
使い込むほど自然なツヤが生まれます。

豚毛のコシでクリームを伸ばし、
馬毛のしなやかさでツヤを引き出す。
靴磨きに欠かせない一本です。

 

 

手持ちの靴ブラシ。

馬、山羊、豚毛。

馬が万能、豚毛がホコリ落とし、山羊が艶出しという感じでしょうか?

 

これだけで一万円も使ってしまった……。

ま、一回買えば一生物でしょう、多分。

マニアは、これに各種靴クリーム色に合わせて持ってるそうですから……僕はナチュラル色のクリームしか使わないと決めました。

馬毛なんて、2年間毎日600回くらい使ってますが、まったく問題なく、クリーム入れなくても、さっと磨けばピッカピカですよ。育ってる! 育ってる!

 

Pentaさんのオリジナル豚毛ブラシはオンラインでも購入可能。

penta5.base.shop

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