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今週のお題-おっさんのくせにどうして髪型を変えるのか

今週のお題「ビフォーアフター」

二十代後半くらいから、髪型を意識的に変えるようにしています。

最初は、坊主か伸ばすかの二択でしたが、VAPEを知ってハーバースタイルのマネ事をしだしたりして、その後、サイバーパンク要素と玉置浩二要素を足して割って、訳がわからない感じになりました。

同僚や友人には、老化防止と説明しております。

四十歳のおじさんが、何を色気づいているんだ、と茶化されるたび、髪の毛があるうちは好きにさせてくれよ! と言い訳しておりましたが、より正確に理由を言うと、見た目の老化防止ではなく、心の老化防止のためなのです。

定番の髪型が決まってしまって、成人してから髪型は固定、というのと、毎回自分に似合うか、失敗しないか、しっくり来るまでドキドキしている人間、どちらが精神的に若いのか、ということです。

常に、気持ちを新鮮に、新しい刺激に積極的な自分でいたいのです。

便利なサービスや道具、新しいメディアが登場しても、「わからない」 の一言で片付けてしまい、他者からの積極的な介入や、周囲から取り残されてしまうという自分の欲求とは異なるかっこ悪い外圧からでしか動けなくなるような状況にはなりたくないのです。

他人と出会って、一言目が「なんか面白いことない?」 なんてセリフを口にするようなしょうもない人間には自分はなりたくないのです。

 

そもそもの話、自分は出不精で内向的人間と自覚しております。新しい状況は不得意で、不安があればすぐにお腹が痛くなってしまうのです。

その点、ヘアースタイルを定期的に変えるという挑戦はハードルが低いです。失敗したら、坊主にしてしまえば良いのです。

しかも、赤の他人というのは、自分が思うほど、個人に対して関心がないものです。自意識過剰甚だしい。少々特殊な髪型していたところで、直接言ってこない人間が、「あいつまたヤベー髪型してきたな」 と噂していたところで、なんだと言うのでしょうか。ちょっとした話題を提供してやったぜ、とお礼の1つくらい欲しいものです。

 

しかし、僕はドケチな上、あまり知らない人間とはコミュニケーションを取りたくないので、美容院に行ったことがなく、セルフカット一辺倒。

あれ? 心の老化防止予防を理由にするなら、見ず知らずの他人と相対したほうが良いのでは???

やだなー、やだなー、人間怖いし……。