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threeA / AK:DEATH OF BLACK ONYX SET

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スリーエーのアドベンチャーカルテルシリーズよりペパーミント・グローブとブラックオニキスのセットです。

ペパーミント・グローブは約30センチ、アクションフィギュアです。ブラックオニキスは約23センチ、可動部なしです。

購入は2017年5月末、到着は約16ヶ月後の10月頭でした。ちょーっと待たせすぎでしたね。値段も3万円近いし、期待もしていたんですが……。

すいません、ネガティブなレビューから入ります。

https://www.instagram.com/p/BoiQH-0nVzw/

期待していたのは衣装です。

個人的に今までで一番好きなファッションでした。

ヒールの上にスニーカーってアヴァンギャルドすぎんだろ。

 

オーバーサイズのダウンジャケットも期待していたんですが、これが曲者でして。

中に入った綿が固く、袖まくりもし辛いし、手と腕の関節がゆるゆるでスポスポ抜ける。実に遊びにくいアクションフィギュアなんです。

原因は、男性用のダウンジャケットをそのまま雑に流用してしまったこと。

https://www.instagram.com/p/BoiSaqMH4dD/

こちらはピナンプラのコート。

肩幅バッチリ。

 

ホルスターの面ファスナーは取れやすくてイライラするし、レギンスは触ってると下がっていってお尻丸出しの痴女になるし……たぶん、中の人は誰も触ってないんじゃないかな? 愛のなさを感じてしまって悲しくなりましたよ。

遊びにくくて、クオリティも高くなく、ただ高価な玩具……悲しいかな、それがこの玩具の評価です。

 

 

スリーエーは、玩具業界の製造コストが上がって、アシュレイ・ウッドさんのアイディアは尽きることないのに、製品化ができていないのが現状だ、と言います。必要なのはユーザーのサポート……要するにもっと買ってくれ、って言うんです。いや、違う、そこじゃない、と気づいてほしい。粗末なクオリティ管理が招いた、負のスパイラルにいるだけです。良い製品が出れば、ユーザーは付いてきます。この前届いた2018年のメンバーシップは素晴らしかったです。

 

触っている途中で、腕首のパーツが破損。

他のキャラの折れた手首パーツを交換しよう……。

と思ったら、別のキャラのパーツもモゲた。

スリーエーの関節は、きつすぎるかゆるすぎるかで、ちょうどよいがあんまりありません……。

 

社外品の関節ジョイントを購入しました。

オビツボディ オビ球 ホワイティ

オビツボディ オビ球 ホワイティ

 
ホビーベース 関節技 球体ジョイント ライトフレッシュ ホビー用パーツ PPC-Tn12

ホビーベース 関節技 球体ジョイント ライトフレッシュ ホビー用パーツ PPC-Tn12

 

オビ球とホビーベースのものを買いましたが、色目を見ると今回はホビーベースの方が良さげです。ちなみに、どちらの継ぎ手も加工が必要です。

長さを整えます。

 

手に付く方はヤスリで削ります。手パーツは柔らかいPVC製なので、若干大きめでも入ります。腕に付く方は逆に太らせる必要があります。自分は瞬間接着剤を付けてネジネジして渋みを付けました。

ちなみに元のパーツは、どちらの継ぎ手も同じ経です。そりぁあ、片方はゆるゆる、片方はギチギチになりますわ。

復活。

耐久性も上がったはず。几帳面な人は、変えた方がイイです。手のパーツに刺さってる方が硬いので、無理に抜くと破損します。なので、ドライヤーなどで温めて作業した方がいいです。

 

前置きが長くなりました。

フィギュアのクオリティはイマイチですが、アシュレイ・ウッドさんのデザインは素晴らしいです。

かっこいいですね。

 

メカハンドパーツはフル可動します。

こちらも手首の関節の癒着と緩さが欠点としてあります。

ポロポロ落ちまくるので、本当にイライラします。

遊べねぇ玩具はただのガラクタだ、とは空を飛ぶ豚さんもよく言ったものです(虚構)。

 

お顔です。

日本の美少女フィギュアとは、やっぱり異なる可愛さですが、イイんですよね〜。

眉がなく、三白眼、そばかす。

めっちゃイイじゃない!

日本の美少女フィギュアが海外フィギュアに勝ってることの筆頭に、美しい肌の発色があります。

今回、スリーエーも頑張ってるじゃない! と思ったんですが……。

 

塗装でした……。

なんでだよ、クオリティ落ちてるじゃねぇか、と悪態つきたくなります。

想像するに、ボディの色は成型色で綺麗な色ができてしまったため、それとABSの部分の色が合わなかったので、やっつけ仕事で塗装したように思いました。こういうところが駄目なんだよな、スリーエーは。頑張って高級路線をイメージ戦略で印象つけようとしているように見受けますが、内状は昔ながらの「安かろう悪かろうの中国製」のイメージなんです。

 

続いてブラックオニキスの方です。

汚しはなく、黒一色です。

汚しが無しだと、造形も結構だるい感じで、オマケ感が強いです。

来年の静岡モデラーズクラブ出展用に塗装素材にしようと思います。

 

 

現在のスリーエーの良くないところが出た製品に思いました。

玩具なのに遊びにくいのが致命的。

2017年に購入したスリーエー製品はこれで最後でした。

ちなみに2018年に購入した製品は、現状メンバーシップのみ。

「サポート」はしたいと思っているので、来年のメンバーシップ更新の時に、今年の3AAの愚痴は書きたいと思います。

頑張れ! 3A!!!

 

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