ちょっと間空いてしまいましたが、結構ネタが溜まって来たので更新回していきたいところです。
今回は、愛知県常滑市在住の画家ハヤシダイスケさんの土人形「とこなめさま」です。
ハヤシさんは、毎回作品に取り掛かる際には「自分でも何が出てくるかわからない」と言う感じだそうですが、今回の作品は常滑に住む、お茶を愛し良質の土を守るというオリジナルの神さまをイメージしたものとなっており、最初から出来上がりを構想して作られた作品になっているのだと思います。手作りですから、微妙にカタチは異なるものの、同じ種類の「とこなめさま」がミンネで販売されました。
僕が購入したのは、インスタのポストを参照すると、彩色を試作版として作成されたもののようです。
そして、こちらが正式に採用された彩色版。
こちらがどうして採用されなかったのかは、推測ですが親しみやすさが少し足りないかな、と感じました。僕は、こっちが良いなと思って購入したのですが、今の時代、お茶って誰もが親しめるようなもの(特に煎茶ですし)なので、正式採用版の方が現代には合っているのかも知れません。
紫って高貴さを連想する色ですし。
背中には「常滑」。
頭巾は唐草模様です。
お茶の香りは黄金に薫り立つ。
陶芸において、急須作りってパーツ数も多いし、本体と蓋が「ぴたっ」とはまるようにするため、製作難易度が高いそうです。
毎回常滑に訪れると、小さくて薄く繊細に作られた急須と湯呑みのセットに心ときめきます。値段は結構しますが、それでもおそらく地元だからスゴくお値打ちなんだと思うんですよね。
お顔立ちもどこかやんごとなき血筋の人っぽい。
10月の個展に行けなかったので、通販嬉しかったです。
また近日、通販が予定されているみたいなので、狙っているものが購入できたら良いな、と思っています。
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