ビッグムーンアイズさんの魔神惑星メデューサシリーズ、ドラゴンです。
ビッグムーンアイズさんのソフビとしては初の作品になるみたいです。再販だったようです。大阪のジャングルで販売されました。アメイジングトイエキスポの帰りの電車でツイッターを通じて販売を知り購入。日本橋寄ろうかな、と悩んでいたんですが、疲れていて帰っちゃったんですよね。多分、ラスイチだったっぽい(コレクターはこの響きに弱い)。
いかにもアメトイっぽい、ブリスターパッケージのフィギュアをモチーフにしているみたいです。ご覧の通りパッケージの作り込みが素晴らしいです。正規品証明用のホロシールまでオリジナルで作って貼ってあります。台紙のイラストはドット絵で表現されています。オカルティズムとSF、ピクセルアートの融合。この世界観、大好物です。
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- 出版社/メーカー: Warpo
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嬉しい事にパッケージは、接着されておらず、コ型のシリコン素材で留められているため、容易に中のフィギュアを出し入れできます。……と言っても、このフィギュアのキモはこのパッケージを入れた状態でのディスプレイだと思います。
映画やアメコミヒーローのフィギュアを集めているコレクターが、このオモチャの素性を知らずに、お店で見つけたら……そんな状況を想像するとワクワクします。
全高12.5センチ、頭部・胴体・右腕・左腕・下半身の5パーツです。成型色は紺色。
やや堅苦しいプロポーションは前述のとおり、ブリスター入りのいい意味でチープなアメトイをモチーフにしているためだと思います。
宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムの宇宙服のような服装。
紺色の部分も成型色そのままではなく、薄くメタリックブルーが吹かれています。
左腕はその名の通りにドラゴンのようです。これは自前なのか、それとも生体改造の結果なのか……肩はザクっぽいですね。緑のヤツより3倍速そう。
後ろ。背中から伸びるノズルは、加圧用のものでしょうか。
アニメなんかで、敵の攻撃を受けて食堂で飯を食っていたパイロットに「迎撃! 出撃!!」と戦艦から、ロボットがぱっと船外に出ますけど、あれは完全にフィクションで通常は何時間と低気圧に慣らす必要性があるようです(このレベルでも酸素ボンベ無しでエベレストを登頂できる身体能力が必要。親父にも殴られたことのない坊やには無理かもね)。
首はほとんど動きません。同じく腰のカンチャクは半円になっているので、ほとんど動きません。つま先がまっすぐで、動きがないので、ポージングもぎこちなくて、よりオモチャっぽい。なんだか愛おしい。
頭部は半ば頭蓋骨のような感じで、ドラゴンというよりサハギン(半魚人)っぽい。
額には第三の眼があります。3ミリくらいの大きさなんですが、瞳孔は黒、虹彩は赤、白目部分は銅色で塗り分けられています。
耳はダクトのようで、サイボーグなんでしょうか?
襟元には星。左胸のボーダー部分に勲章や撃墜マークなどが並ぶのでしょうか。
左胸は、手と単眼のシンボル。神の全能の目を意味する「プロビデンスの目」を彷彿とします。フリーメイソンだ、秘密結社だ!
指先までしっかりと造形。
関節部分の蛇腹状になったディテール、ぐっと来るなぁ。
足の裏にはビッグムーンアイズさんの刻印。発表されたプロダクトの中にシルバーアクセサリーがあり、造形の緻密な感じもその背景があるからかも知れませんね。
このオモチャのストーリーなど、詳細はわかりませんが、キャラクターやパッケージアートを手がかりに色々妄想するのも楽しいです。魔神惑星メデューサというタイトルなので、その惑星をとりまくキャラクターが今後登場するのか、楽しみです。パッケージには「DRAGON‐01」とあります。これは1期という意味なんでしょうか? 謎が謎を呼びます。
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