35年ぶりに復活を遂げたタカラ社(当時)のダイアクロンシリーズより「パワードシステムセット Bタイプ」です。
ダイアバトルスV2は未購入ですが、こちらはワンフェス展示の時から気になっていて、購入予定でした。
さて、ダイアクロンシリーズですが、まわりのコレクターさんの熱狂ぶりには、個人的にピンと来ていませんでした。小学生くらいから、もっぱらBB戦士ばかりだったからかな〜? と思っていたのですが、このシリーズが展開されていたのは1980年〜1984年で、僕は生まれてないか2歳とかだったので、知らないのは当たり前ですね。
1984年には、ダイアクロンシリーズは一部設定を変更して、アメリカでは「トランスフォーマー」として大流行、その後日本に逆輸入され、ダイアクロンシリーズは発展的解消となったようです。
35年ぶりとなるダイアクロンシリーズは、対象年齢15歳以上となっていおり、作りの細かさなどを見ても、当時ままの「子供の心」を持った大人たちに向けた商品企画であることが見て取れます。
元々のコンセプトの「隊員と複雑な変形合体ロボの取り合わせ」は守られており、集めて遊びたい欲求が高まるため、大変危険なオモチャだと思いました。
◯レイドチェンバー/搭乗・格納モード
まずは、このコンテナ状のBOX。
こちらにパワードシステムが格納されています。
注目してもらいたいのが大きさ。
横のベアブリックが約6センチです。
このレイドチェンバーはレイド(急襲)というだけあり、輸送機に連結したり、複数のチェンバーと連結したりすることができます。この辺りのギミックも底なし沼に踏み込む仕組みですねぇ……。
ハッチオープン!
じゃ~ん。
オーライ、オーライ。
これがパワードシステムの搭乗・格納モードです。
ここから機動モードに変形します。
◯機動モード
腕がせり出し。
足が伸びます。
完成。
ダイアバトルスが、鼻口のある昔ながらのスーパーロボット的「勇者ロボット」デザインでしたが、こちらは、リアル路線のデザインで、実写映画なんかにも出てきそうな感じです。
足元にあるのは付属の武器類です。
武器を装着して。
サイド。
後ろ。
この状態で大きさは5センチ程度。
成型色そのままのチープな作りなのですが、逆その割り切った感じが良い。
可動もいいです。
こいつは楽しいオモチャだ!!
武器はこのように、自由なところに取り付けられます。
そしてハッチオープン。
この5センチのパワードシステムには、フル可働のフィギュアが搭乗しているのです!
フル可動といっても、どうせ手足が動くくらいでしょ? と思うでしょう……僕はそう思ってた(買う前にダイアバトルス見せてもらって教えてもらったけどね)、ところがどっこい!
◯ダイアクロン隊員
隊員の大きさはわずか3センチ!
なんとこんなに小さいのにボールジョイントで可動が優秀です。
おすわりも出来ます。
こんな小さいのに良く立つな、と思うかもしれませんが、実は足の裏にシャーペン芯くらいの細さの磁石が仕込んであります。
なので、こんなふうに重力を無視できます。
特殊隊員っぽいですね!
◯メックモード
パワードシステム、まだまだ秘密があります。
次はメックモードです。
ネーミング的には意味がよくわからないメックってメカってことですよね??
僕の中では、高速巡航モードと思ってますが……。
クルーザーモードとか、見た目的にラプターモードとかのほうがカッコイイのでは。
ま、とにかく変形です。
腰のスライダーを上までスライドします。
上半身を寝かします。
シートを起こします。
隊員をセット。
完成です。
どことなく、トラクターっぽい。
◯合体モード
最後に合体モードです。これは別途ダイアバトルスが必要になるので合体した姿はみせられません。
こんな感じ。
◯まとめ
以上、小さいのにスゴく良い出来です。値段もお手頃……とはサイズ的に言えないかもしれませんが、納得できる価格ですし。これはハマる理由がわかりますね。ギミックと発展性が素晴らしい。故に危険な香りがプンプンします(笑)。
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