CORD VIPER / IRON BABYLON SERIES: 屈(カマリ)
前回に続いてコードバイパーさんから、屈(カマリ)のレビューです。
忍者+特殊部隊という感じです。ステレオタイプですが、外国人が好きそう。
屈と書いてカマリと読むのですが、この漢字の意味を調べると、「折り曲げる。折り曲がる」「くじける。くじく」「かがまって伸びない」最後に、「力強い」という意味は良さそうですが、あまり良いイメージは持っていません。
参照:くつ【屈】[漢字項目]の意味 - 国語辞書 - goo辞書
主君に忠義を捧げるサムライとは違い、金次第で付く側をコロコロ変えるニンジャに相応しい、自分が付けたというより周りが付けた蔑称なのかも……と僕は想像しました。
一筋縄ではいかないダーティーなキャラクターなのかな~と思いました。逆に、和田竜さんの「忍びの国」に出てくるような、金に汚い忍者のイメージを払拭しようとして、忍者の地位を向上しようとしている若頭なのかも知れませんね。漢字一文字でいろいろ想像しちゃいました。
ところどころ、甲冑の様な意匠を残しつつ、現代的な兵装をしています。
ZATと同じく、4パーツ、約11センチの大きさです。成型色は茶色。
頭巾はヒロイックな飾りが付いていて、頭領のような風格。
末端部には赤茶色、金のスプレーの上からスモーク(ガンメタ?)が吹かれていて、重厚感が出ています。丁寧な仕事。
疾く、疾く風の如く。
クナイの塗装もキッチリしております。
脚は足袋のような造形になっています。
今、家にあるコードバイパーさんのソフビは、この2体です。ちょっと入手が難しいので、ゲットには友情パワーを頼るしかないのが、心苦しいところですが、機会あったら集めていきたいと思っています。……他力本願で申し訳ありません。
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