smogbom

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グッドスマイルカンパニー / ねんどろいど リンク 風のタクトVer.

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今回も版権モノです。

もともと任天堂のゲームキューブというハードで発売したアドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 風のタクト」に登場する主人公リンクです。

 

ねんどろいどは、実は2個めになるんですが(レビュー記事にはしていません)、通常、元のキャラクターを2.5頭身にデフォルメします。しかし、今回のリンクはゲームの感じのままです。

予約して購入しようとしたんですが、その時には予約終了していて、一度は購入を諦めました。ところが、インスタグラムのフォローしている方の画像を見て、どうしても欲しくなってしまい、購入した次第です。

実物(の写真)を見て購入したので、クオリティは確認済みなんですが、届いて再現度とねんどろいどとしての可愛らしさの両立に本当にびっくりしました。

 

 

◯通常顔

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実際のゲームの画面と見比べると、ねんどろいど用に可愛らしくアレンジされている事がわかります。ゲームのリンクは少しエグみがあるといいますか、人好きのハッキリ別れるキャラクターデザインだと思いますから、これはこれで正解なんだと思います。

再現度という観点では、メディコムトイさんから発売されたUFDの猫目リンクの方が高いですね。ミロクトイさん原型という事でミーハー根性で、発売前にお店に注文したんですが、ロット注文じゃなくて個別注文で、何かのついでに発注かけるという話だったんですが、なんか忘れられたみたいで……僕もそのままでした。今チョット高くなってますね。

UDF リンク [ゼルダの伝説 風のタクト]

UDF リンク [ゼルダの伝説 風のタクト]

 

 

 

◯緊張顔

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 この顔が一番好きですね。ゲームでは、壁に張り付いた時リンクがコチラを向いて、この顔をするので印象に残っています。

ただ、残念なことに頬のところに傷が入っています。

 

◯笑顔と風のタクト

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ゲームのタイトルにもなっている風のタクト。最重要アイテムですね。

 

◯ごまだれ〜!

下のYouTubeの画像を流しながらお楽しみください。


【効果音】 ごまだれ~ - YouTube

 

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「あ、あれは!」

 

 

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 ごまだれ~。

ハートの器でした。

 

◯勇者の剣と勇者の盾

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小物のデキがかなり良いです。

盾の意匠の再現度の高さ……!

 

◯攻撃顔

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アクションシーンが映えますね。

肘・膝の関節はなく、曲げ腕・曲げ脚のパーツと交換しないといけないのが、僕としてはめんどくさい・パーツ無くしそうで嫌なんですが、アクションフィギュアしてます。

 

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ジャンプ斬りの攻撃力は2倍です。

 

◯回転斬りエフェクト

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勇者の剣に突き刺して装着します。かなりポージングの自由度は制限され、おそらくこのポーズ以外には使えないんじゃないでしょうか。

 

◯表情交換の仕組み

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前髪を取り、

 

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顔バーツをとる。

非常にスムーズで感心しました。これは沢山欲しくなる気持ちわかるなぁ。

ねんどろいどシリーズを継続して購入はしてませんが、カホタンブログはRSSに登録していて読んでいますので、流れとしては大体把握しているつもりです。確か、ねんどろいどは2.0にバージョンアップしたんですよね? 自分が唯一持っていたジャックフロストと比べて、かなり洗練されていると感じました。

 

◯帽子

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最初、どうしてこんな所に分割線があるんだ? と疑問に思ったんですが、これも実は可動が仕込まれているんですね。

 

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風になびく帽子を表現できます。

ゲームの中で、風向きがゲームの進行や謎解きにも重要なんですが、現実世界と違い、ゲームでは風は体感できません。そこで風向きを知る手立ての一つが、リンクのトレードマークの帽子なんですね。それを思い出して、ここに可動を仕込んだ意義の大きさを感じ入った次第です。

 

◯おまけ

ねんどろいど同士でも作りは1.0と2.0で異なるみたいですが、パーツの多く(関節など)は共通モジュールを採用しています。

なので、

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ジャックフロストの仮面。

 

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惨殺。

 

◯まとめとゲームの思い出

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実は、前回紹介したハンターハンターのゴンの価格とそんなに変わりません。送料込みだとゴンの方が高いくらい。その値段で、こんなクオリティの高いオモチャが購入できるなんて、良い時代だなァ〜って心底思いました。

シリーズ展開、これで終わりじゃなく、獅子王とかテトラとかも登場させて欲しいですね。

 

「セルダの伝説 風のタクト」はセンス溢れるアートワークに心を鷲掴みにされた記憶があり、僕の好きなゲームの中の10指に確実に入ってきます。

個人的には携帯機ではなく、据え置き機の豊かな解像度で新作を楽しみたいところです。

 

当時を思い出すと、ニンテンドー64では性能は高いが、その性能をフルに出すにはお金と高い技術力が必要で、サードパーティ(任天堂以外のソフト開発者)が離れていってしまいました。そのため、次世代機のゲームキューブは、圧倒的ゲーム開発本数を誇っていた初代プレイステーションと同じく、開発キットを安価で、ソフト開発も簡単にする方向にシフトチェンジしました。

そんな中で、セルダの伝説は時のオカリナで3Dアドベンチャーゲームとして確立させたアートワークを捨て去り、リアルな映像美のゲームからは脱却し、性能主義とは違う道を模索していたのではないでしょうか……そして、その後のDSやWiiでの成功の一端が、そこにあるように思います。今は据え置き機で低迷してますけど……多分、天狗になりすぎたのと、勝利のセオリーがずっと続くと勘違いしちゃったんでしょうね。

それでも僕は任天堂ファンです。創造的でカッコイイと思ってます。アイディアをパクってるだけの会社よりもね……。