マインクラフト、面白いですね! 僕は、テラリアよりもコッチ派!
この面白さを知りたくて、本が出てたので読んでみました。
- 作者: ダニエル・ゴールドベリ,リーヌス・ラーション,羽根由
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本
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◯真っ当な本だけど……
マインクラフトというソフトが好きな人には少し向いていない本かもしれませんが、マインクラフトが生み出す金に興味がある人には良いかもしれません。
しかしながら、このゲームがヒットした理由は、推測にすぎませんし、マインクラフトは、課金ゲーとは対極の位置にあるようなゲームですから、マインクラフトのようなゲームを作ったとしても、ビジネスとして儲かるかどうかは、別問題のような気がします。
文章自体は凄く読みやすいし、いかにマインクラフトの生みの親であるマルクス・パーションという男がひたむきな性格をしているかは、わかります。でも、林信行さんのアップル本のような、自分がこの製品が好きで好きでたまらない! というパッションは感じられませんでした。
なにより、マルクス・パーション本人のインタビューがないのが腑に落ちません。ゲーム業界に詳しく、腕の立つライターさんなのかもしれませんが、もう少し繊細な取材をして貰いたかったです。
◯個人的に、マインクラフトが売れた理由
本の中でも推察されていることですが、マインクラフトが爆発的に売れた理由として、ゲーム実況プレイ動画があると思います。でも、どうしてこれほど、プレイ動画がアップロードされ、自分もやってみたいと思うのか。
マインクラフトの実況動画と、いわいる一本道のJRPGの実況動画って種類が違うと思うんですよね。マインクラフトは生放送で、JRPGは映画というか。
別に懐古主義ではないし、現代のムービーゲーのようなモノを否定する訳ではないけれど、今やっている物語は、他の誰かがやっているものと全く同じ過程をなぞっていると思うと虚しさを感じる時があります。それが良質なストーリーであるなら問題ないのですが、低俗でつまらなければ、その思いは強くなります。
よく言うゲームすると時間の無駄に感じるっていう意見ですね。だから、ミスって時間を浪費しないように攻略サイトを見ながら進んだりする。攻略って取りこぼしとかしないように見るものと考えていましたが、僕は違うと思うんです。もっと時間が勿体無いと思うと、実況動画で満足してしまう。お金もかからないし、操作するめんどくささもない。一度見てしまえば、もう一度、自分がプレイする必要性はありません。実況動画と自分がプレイする内容はデモムービー等の比重が増えた現代のゲームでは、同じに近しいからです。
マインクラフトでは、シナリオというものは、ほとんどありません。代わりに自由と広大な世界が広がっています。たとえ、100人の実況動画を見ても、それぞれそこで展開される物語は固有のものですし、自分がプレイすれば、自分だけの物語が始まります。固有の物語は誰かと共有したい気持ちを産み、また誰かが新しい物語を作りたいとマインクラフトが売れていくという寸法なんじゃないかと思いました。
◯僕の物語の進捗
さてさて、現在、僕のワールドはこんな感じです。
ニューヨーク5番街のアップル旗艦店っぽいのを作ろうとしています。
ガラスの外装は、ついつい現実の建築に即してしまって外足場で作ってしまうのですが、柱がなくても物が支えられるマインクラフトの世界では、内足場が正解です。
材料も少なくなり、足場解体時間も短くなります。
犬も飼い始めました。
アップルマークを作ろうとして試行錯誤。
中にグローストーンを入れて、光らせようとおもったのですが、イマイチ綺麗に白くならないし、厚みがでるので、光らない仕様に。
マインクラフト界でのリンゴマークはこうといったらこう! ということで。
螺旋階段つくっていたら、色気出して2マスに拡張したら、上手くいきません。ガラスを割る、割る。ガラスを染める骨粉が足らず、武闘派ではないのにスケルトン狩りに出ることになる。
トラップタワーは上手く稼働しませんでした……。
……と言いながら、粘土を発見してホリホリ。
廃坑を発見!
拠点を作ろうと思い、螺旋階段の練習に塔を作ろうとしたら、非常にダサくなって意気消沈……。
また、この世界に戻ってきます!