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3AA 2015 Membership Box Set:part.2
3AGO Command Guard Bertie Mk2
メンバーシップボックスのレビュー、全3回の2回めとなります。
今回は、このセットでしか手に入らないという3AGOのバーティーmk.2です。
”このセットでしか手に入らない”というのは、このカラーウェイを指しているのか、それともバーティーmk.2そのものを指しているのか、ちょっと不明です。
◯全体
カラーウェイの名前から察するに、前回記事のNOMコマンダーたちを護衛するロボットなんでしょうね。
武装はガトリングガン。
アクションフィギュアとしては、少々取り回しがしづらいですが、ロマンあふれる武装です。
欲を言えば、WWRp発売済みのフィールドコマンダーズセットに付属していたバーティーmk.2.1のように、布製のポンチョが付いていている仕様だったらより嬉しかったのですが、3AGOとしては、MK.2よりも先に2.1を先に出すのも変ですから、こちらのヴァーションにしたのかも知れませんね。
◯WWRpと比べて
前回記事で散々書いてしまったのですが、やはり全体から漂う質感はWWRp(1/12スケール)に劣ります。
3AGOのコンセプトからすると、無いものねだりのようなものかも知れません。
下地がツルツルピカピカなのが、リアリティ損なっているポイントの一つだと思います。
1/12にはなかったモールドなど、ディテールアップがしているのですが、なぜかアッサリした印象をうけます。
3DCADが導入されたことも、原因の一つかもしれません。
手作業によって造形されていた時に持っていた、ある種の野暮ったさが失われたように思えてならないのです。
◯可動は優秀
人型フィギュアとは違い、単純にスケールアップさせたようで、可動については良好です。
◯弾丸の刻印
消耗品のはずの弾丸の一つ一つにNOMのマークが。
ナンセンスに思うと同時に、カルト集団らしいと思いますし、WWRの世界では技術革新で安価に製造できるのかも……と想像を膨らませました。
◯まとめ
前回の記事と同じく、辛口の評価になってしまっているのは、知ってしまっていることが原因だと思います。新しいデザインやキャラクターでない限りは、評価するポイントは製品そのもののデキでしか語れません。
また、このセットは、スリーエー会員権を購入した特典、おまけです。
会員権が欲しかったら、例え欲しくなくとも届く製品なので、その点においても評価する際に辛口になってしまうのは仕方ないかなぁ……と思います。
批判であっても書いているのは、汲み取られる保証はありませんけど、それでもいちユーザーの声となると信じているからです。
3AGOが凄く良い、楽しいという方も居られますし、その意見に異議を唱えるつもりはまったくありません。本当に自分の嗜好で書いているだけです。
懸念するのは、売れ行きが微妙だからって、リリースが変に途絶えたりしないか、ということなんです。
ロボットは開発にお金がかかるのはわかるのですが、特定のラインばかりを乱発しないで欲しいです。一年間という会員期間を無駄にしたくありません。
スリーエーはアシュレイ・ウッドさん自身が欲しいオモチャを作って、販売するメーカーです。当初から言われている方針に異議を唱えるつもりはありません。
それ故に、高いレベルのモノを求めますし、それに答えてくれるメーカーだと思っています。
最後のまとめのようになりましたが、次回も続きます。
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