香港のおもちゃメーカー、オリトイと、アーティストのキット・ラウさんの原案による、「アシッドレイン」より、第一弾「ストロングホールド」の紹介です。
カラーウェイは、マリーン(海軍カラー)。カラーウェイはサンドカラーが予定されているようです。
こちらを見ていただくと、すで第2弾と第3弾も予定されている模様です。
スケールは、3.75インチ。大体1/18スケールです。
ストーリーに関しては、第二次世界大戦が終わらなかった世界を舞台にしていることが知れるのみで、キャラクターや勢力図などわかることは、ほとんどありません。作風、舞台背景とどことなく、スリーエーのワールド・ウォー・ロボットを彷彿とさせます。
◯ビークルモード
戦車です。
キャタピラは可動しません。ちょっと残念。
大型のミサイルを積んでいます。弾頭は、汚し塗装されていません。スリーエーでは、ここも汚されて違和感を感じていました。
操縦席は、ハッチオープンして、3.75インチの人が乗り込めるようになっています。今回は、残念ながら、パイロットは付属していません。箱の緩衝材に、それっぽい空洞はあるのですが、間に合わなかったのでしょうか。3.75インチのもの以外にも、スッキリした造形のfigmaなんかも乗せることができるようです。
側面の昇降用のフラップなどに、歩兵をイッパイ随行させるのも楽しそうです。
前後に牽引用のアタッチメントが付いています。第三弾が牽引車両となる装甲車のようですが、ストロングホールドを複数個買って連結させる、優雅な遊びができます。
このおもちゃは、これで終わりではなく、ロボット型に変形します。
◯変形シーン
ロマン変形です。実用性しかり、実現性しかり。
厚い塗膜のせいで、噛み合わせが悪かったり、癒着していたりで、変形させるのが怖いです。可動自体は、各所にクリック感があり、ホールド性と共に良好です。
僕の個体では、腰の部分の噛み合わせが一番悪く、凹の部分の側面の塗料を削ってなんとか納めました。
◯パワード・アーマーモード
汎用ロボットのようで、かっこつけすぎない感じが大好きです。
◯細かな部分
ミサイルが無かったら、パンチするのでしょうか・・・。
まあ、ロマンですからね。
コクピット。
ハッチ裏にポルノグラフティ。ツルピカすぎるので、ちょっとくちゃくちゃにするなど、手を加えると臨場感が出そう。
背面に、ボタン電池をいれる部分があり、コクピットの電飾が光るギミックが付いています。パイロットを手に入れたら、是非、点灯したい。
脚部。
どうやって歩行するんだろう・・・いや、二足歩行のロボットはロマンが動力です。
◯難点について
難点を上げるとすれば、1/18スケール相当だというのに、ディテールに凝縮感がないことです。デカールが大味すぎることが、ひとつの原因だと思います。これは、パイロットが登場すれば、スケール感が把握でき、ある程度、解消できるかと思いますが、もう少しセンスよく、まとめて欲しいところ。
生乾きの状態で、乾燥をダンボールの上でおこなった為か、クズがいたるところに付着しています。味と思えばいいのか・・・。新興のメーカーということで、こういうところも楽しめます。
◯まとめ
第一弾としては、かなり、いいおもちゃだと思います。今後も、目が離せません。
公式サイトを見ると、次が出るとしても、半年くらいは間が開きそうな感じなので、やっぱり、人間は付けて欲しかったですね。代替のフィギュアを探そうかなぁ。