渋谷gallary concealにて開催されたグループ展「爆破 vol,4 exhibition」にて発表・販売され、のちに通販にてゲットしたケトケトさんの「シャルデス大魔王vs勇者アウロス対決セット」です。
今回のグループ展は既に終了していますが、概要はこんな感じです。おそらく来年も開催されるのでは。
爆破 vol.4 Exhibition
2016/8/9(tue) - 8/14(sun)
8/9 - 8/13 11:00 - 23:00
8/14 11:00 - 21:00
at Gallery Conceal Shibuya(Tokyo,Japan)
個々で制作活動をしている5人のアーティストが、形態を問わず様々な作品を展示します。生きている中で起こる事 象から影響を受け、そこから受ける感覚をミックスし、新 しいものをつくることを目標に活動しています。メインス トリームの「アート」や「カルチャー」にとらわれる事な く、自由な創造を大切にしながら、新しいモノ事に機敏に 反応し、日々制作しています。垣根なく、皆さまを楽しま せることが出来る展示となれば幸いです。是非、お気軽に お越し下さい。
Artists
Shinnosuke Hariya shin-work.tumblr.com
Keeenue keeenue.com
kto kto instagram.com/kto_kto
Juno Mizobuchi instagram.com/juno_mb
Kei Nojima http://k-e---i.tumblr.com/
さてケトケトさんと言えば、指人形の怪物シリーズを第四弾まで展開し、このブログでも追い続けて参りました。そして今回、ついに4パーツ構成の大きな作品を発表されました。
セット内容は、約15センチ4パーツ構成のシャルデス大魔王と、約10センチ1パーツ指人形の勇者アウロスの2体です。海外RPGや、それをお手本とした日本の古いRPGに登場するキャラクターを彷彿としますね。グッと来ちゃう人も多いのでは。
セット販売の良いところは、遊ばせられて物語を色々膨らませられるところですね。
勇者アウロスの方は今までの怪物シリーズとほぼ同じサイズなので、大魔王討伐の旅の途中に出てくるモンスターという感じで遊べます(シリーズは別っぽいですが)。
勇者アウロス。このバタ臭い濃ゆい顔が良いですね。美男美女がキャハハ、ウフフ、ウェーイで虫酸が走るヌルい友情が〜絆が〜正義が〜……の昨今のJRPGにない、この逞しさ。有無を言わず筋肉で解決。マッスルバンザイ。
古代ギリシア時代のような軽装で盾を持つスタイル。
左利きなのは、ゼルダの伝説のリンクもそうですけど、関係あるのかな? 盾のマークもなんとなく見たことあるような……?
はち切れんばかりの広背筋。レベルを上げて物理で殴ればいい。
はてなブログの アマゾンの商品紹介でラストリベリオンを検索したら、クソゲーオブザイヤーノミネート作品ばかりで笑ったw
次にシャルデス大魔王。
第一形態って感じでしょうか。
4本の腕があり、上の2本は剣を使います。下の二本は防御なのか、魔法に使うのか、ハンデで使わないのか。
怪物たちとの対比でこの厳つさ。悪のカリスマ。
魔王はマントがなくっちゃね!
三つ目には目が打ってあります。コロコロやボンボンなんかに出てくる悪役みたいで結構愛嬌あります。
剣の握りの造形が面白い。人体構造的には変なんですけど、紀元前500年ごろ、まさに勇者アウロスのスタイルの古代ギリシア時代の壁画の人の描かれ方ってこんな感じだったような気がします。
下半身はドラゴンっぽい。真の姿の伏線なのか……。
大魔王「くくく、たった一人で余に戦いを挑むとは、愚かで脆弱な人間にしておくのは勿体無い。いいだろう、最後にチャンスをやろう。余の軍門に下れ……さすれば、貴様にこの世界の半分をくれてやろう」
はい
いいえ
▶だが断る
ラストバトルの火蓋が切って落とされる!
そして伝説へ。
最後はシャルデス大魔王の可動です。首と腕が動きます。バシバシポージング決まって、絵になります。
今回は未塗装版のレビューでしたが、すでにスーフェス72にて塗装版も販売されています。僕はまだ塗装版未入手なので、また通販なりイベントなりで手に入れられたらなぁ、と思っています。
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