左目の邪気眼が暴走するッ!!
・・・という感じで、久々に紹介するおもちゃは、中二病感たっぷりなかっこ良さが溢れています。
スリーエートイズのワールドウォーロボットより、N.O.M27です。
このWWRでの主人公は、ノム・デ・ブリュームという、正体不明・神出鬼没、自由に肌の色を変化させ、ロボットのAIと自由に意思疎通を図る怪人物なのですが、N.O.Mとは、彼がかつて所属していた、時代の裏で暗躍する謎の組織です。N.O.M27とは、その組織に33名いる構成員の27番目という意味らしいです。
◯全体像
どうですか、この怪しさ、このかっこよさ!
どういうわけか、ポーズに失敗すると、俄然ダサくなってしまうので、写真を撮るのに時間がかかってしまいました。
また、いままで癒着? で可動が死んでいることの多かった肩の関節がクリック関節になり、簡単に胸を張る、腕を組むなどのポーズが出来るようになりました。反面、今まで自由に動いていた関節が、硬くて動かなくなりました。腕が上がらなかったり、逆に下げられなくなったり。まだまだ、アップデートの必要性がある素体です。
◯頭部
マスクは取れません。
N.O.Mの構成員はアノニマスな連中なのです。
マスクはどこか有機的で、昆虫のような不気味な印象を受けます。不気味さには、4本出しのホースも一役買っていますね。
ヘルメットのストラップは合皮、留め金部分は金属製と、ディテールの密度が濃いです。
フード装着。
宇宙人のような、怪人のような怪しさ倍増。
恐らく、個体差だとおもいますが、僕の持っているものは、パンツと上着で、汚し塗装の密度がかなり違い、結構違和感を感じます。
髪の毛はフェルト生地で表現。これは、前身であるデ・プリュームタイプに見られた作りです。スリーエーの他のフィギュアには無いディテールです。
◯合皮製ブーツ
このフィギュアから、また、ブーツが合皮となりました。編上げブーツなのに大変、設置感が良いです。また、と書きましたが、最初期のデ・プリュームは、合皮製だったそうです。経年劣化があり、一度は無くなった仕様なのですが、再びこの仕様となったということは、耐久性の良い素材になっているのでしょうか?
少しアレンジして、もともと内巻きになっていたパンツの裾を広げ、上まで結ばれていた編上ブーツの紐を途中まで解いて結び直してあります。
◯武器
武器その1。リボルバーが2丁。スリーエーの小物としては珍しく、シリンダーも回らないし、塗装もおざなりで、チャッチく感じます。
武器その2。警棒。
袖の部分の意匠が、どことなく中国っぽいので、この場合は鉄鞭といった方がいいのでしょうか?
◯まとめ
スリーエーは原則、再販無しのメーカーなのですが、カラーウェイ違いだとか、リトルシャドウ→シャドウ2だとか、今回のN,O,M27だとか、過去のモデルのバージョンアップ、マイナーチェンジという形で販売してくれます。過去のアイテムが、それこそ50個・100個とかの世界なのだからなのだと思いますが、それでも垂涎のアイテムが、通常価格(僕の場合はヤフオクでちょっと割高ですが)で手に入るのは嬉しい限りです。