今回は、オリジナルフェイクのアストロボーイ(カウズバージョン)を紹介します。
◯迷惑な誕生日プレゼントのうれしいお返し
我らがフィギュア部の古くからの伝統(といいつつ、フィギュア部の発足は2年前、僕の参加は一年前なのですが)で、今まで自分達が集めていなかったジャンルのおもちゃを送るという風習がございます。
で、僕も3人のオリジナル・メンバーに、はた迷惑なおもちゃを贈ったのですが、お返しに3人分まとめて、という形でプレゼントをいただきました。
包装のパラフィン紙に、心温まる誕生日おめでとうの言葉が書かれていて、とても嬉しかったです。
商品は、KAWSのおもちゃです!
どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい!
わずか一年前にThreeAのおもちゃに出会い、おもちゃ収集にハマってしまいましたが、行き着くところまで行き着いた、という感じです。
こうなりゃ、KAWS×アイクポッドの時計をマジで狙うか?!!
(もともと、マーク・ニューソンのデザインが好きで、機械式の時計を買うならアイクポッドがいいな、とおもっていたのです。が、高価過ぎ・・・)
◯KAWSとは
以下、はてなキーワードからの引用です。
NYの街角の広告にバッテン目のキャラを描きこんだ作品で一躍有名に。 1974年ニュージャージー州ジャージーシティー生まれ。 現在はブルックリン在住。 90年代初期よりストリートでのグラフィティを開始、そして1993年から広告の上への作品を書き始めたが その活動範囲もニューヨーク、ロンドン、ベルリン、ミュンヘン、東京、香港、メキシコシティーに及ぶ。 1999年初の作品集である「EXPOSED」がパリのコレットとシアトルのAROの協力を得て出版され コレットでの展覧会を行いイブ・サン・ローランの40周年を記念して出版された本にも掲載される。 また同年、東京のHECTICによって「COMPANION」というタイトルのフィギアーを制作、 またUNDERCOVERとのコラボレーションにより2000年春夏コレクション用に様々な商品も製作 。 2001年春パルコギャラリー、2003年にはBAPE GALLERYにて個展を開催。
◯外観
ソフビ製、頭部の突起まで含めると、38センチにもなる堂々たるプロポーションです。頭部のもこもことしたものは、オリジナルが骸骨のキャラクターなので、海賊旗などに見られる大腿骨のぶっちがい、なのだと思われます。たぶん、そのバッテンが眼の部分にも重複して現れているのだと思われます。
ポップな色分け、明快なプロポーションとあいまって、完全な主役になってしまうおもちゃです。
◯鉄腕アトム連載60週年記念
故・手塚治虫の著作権を管理する虫プロダクションの公式ライセンスを受けています。ロン・イングリッシュのスーパーサイズ・ミーのような、風刺物ではなく、純粋なコラボレーション作品だと思いますが、なんだかそれだけではない、メッセージ性を感じずにはいられません。
◯頭部の可動
このおもちゃ、腕は完全に接着され、ポージングを大きく弄ることはできません。頭部も他のパーツに干渉してしまうので、20度くらい動かせるだけですが、それでも結構楽しい。
真正面に向かせると、友人の奥さんが言っていたのですが、ビリー・ジーンを歌うマイケル・ジャクソンみたいです。
左右に動かすと、それぞれ片方の目を塞いでるようなポーズが取れます。
◯脚部の可動
足の赤いブーツ(?)の部分も横軸で回転します。
内股にしたりすると、違うニュアンスが出てきます。
◯最後に鉄腕アトムをよく知りません・・・
こんな立派な誕生日プレゼントを頂いておいて、非情に恐縮なのですが、だいたいのさわりの部分は理解しているのですが(さわりとは、最初の部分ではなくて、さらっと全体という意味です)、きちんと読んでいないので、深くは理解していません。
それでも、このおもちゃはとっても気に入りました。
まさしく、主役級。
本当にありがとう!!