イラストレーターのKim Jung Gi(キム・ジョンギ)さんデザイン、1000トイズ製造・ディレクションの「ROBOX」の第一弾が販売されました。
その名の通り、ボックス(モノリス)形態からロボットに変形するギミックを持った、汎用マシンと言う設定で、今後も様々なバリエーション展開をしていく予定だそうです。
▲ボックスアートより
キム・ジョンギさんの動画
下書き無しで精緻なイラストを描くその様は、メビウスとか寺田克也さんを連想しますね……って寺田克也さんと共著でイラスト本出てました。
ボックス形態
しっかりとした凝縮感があります。
この状態でラックに積んであって、出動と同時に他のロボックスが取り出すのかなぁ。
そう考えると取っ手とかあると尚良かったですね。
変形
まずは盾をパージ。
腕を伸ばして。
足を伸ばします。
格納されていた太ももの骨が逆転する機構が面白い。
格納されていた首を取り出します。
腰の部分に足の付根を仕舞います。
僕はここの機構が一番好きですね。
完成!!
ロボット形態
なにより汚し塗装がいい感じです。
すごくさりげないけど、とてもいい塩梅。
銃が2丁付属。
盾も取り付けられます。
足は大きく、ジョイントも自由度が高く、設置感抜群。
同じスケールの合成人間と。
やはり1000トイズの作りの良さは他の日本のメーカーと比べて、頭ひとつ抜けていると感じました(プレバンのラピュタロボットのコスパの悪さよ……)。
同じくボックス形態からロボットに変形するたな絵画さんのフユクと比較。
ボックスからロボットの変形シークエンスの美しさは、たな絵画さんのフユクに軍配が上がると思います。こちらは軸可動という現実味のある機構だけを使って、変形を実現しています。対してロボックスは便利なボールジョイント。どちらがファンタジーかと問われれば、ロボックスです。
一方で、ボールジョイントの自由度を活かした遊びに伸びしろを感じました。
ロボックスのコンセプトが、おもちゃとしてのロボットなんだと思います。
非常に遊びやすい良いおもちゃだと思います。
ROBOX BASIC ノンスケール ABS&PA製 塗装済み 完成品 可動フィギュア
- 出版社/メーカー: 1000toys
- 発売日: 2018/06/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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