2017年の4月から7月までにプレミアムバンダイにて受注販売された、スタジオジブリの宮崎駿監督長編アニメ映画第二作「天空の城ラピュタ」より「ロボット兵」です。
手元に届いたのは予定通り10月。
商品詳細
スタジオジブリ作品の世界に登場するメカを「ガレリア=ギャラリー」としてコレクションすることをコンセプトにした精巧な立体モデルシリーズ、「想造ガレリア」。
シリーズ第3弾として「ロボット兵(フルアクションVer.)」の登場です。
独自の可動ギミックを採用することで、手足の特徴的な動きを再現可能にしました。
四つん這いポーズ、格納ポーズの他、腕を差替えることで飛行ポーズもとれ、劇中のあらゆるシーンを再現することができます。
【セット内容】
●彩色済み可動フィギュア
●差替え用腕パーツ(×2)
●差替え用ケーブルパーツ
●アーム付き台座
【素材】
本体:ABS・POM・MABS
台座一式:MABS
付属パーツ一式:ABS・POM・PET・PVC
公式サイトより引用-想造ガレリア ロボット兵(Full Action Ver.) | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト
プロポーションがとても良いです。
パーツ数がとても多いので、組立工賃は高そうですが、サイズは約11センチと小ぶりで、塗装箇所も最小限と、価格に対して割高な印象です。その分は、版権代なんでしょうね。プラッチッキーな感じも安っぽさの原因でしょうか。デコマスのようにもう少しつや消し感があると違ったかも知れません。汚し塗装する素体として考えています。
四つん這い。
関節部分の渋みはしっかりあり、ポージングの固定がしっかりできます。
劇中の印象そのままの再現度です。
両腕を広げると、かなりの空間占有率となります。
カメハメハー!
カンフーアクション!
足裏に見るように、極力パーツ数を少なくしてコストカット。露出してしまった肉抜き部分は、ラピュタの地下中枢ブロックに見られる模様をモチーフにした感じにデザインされています。賢い仕様です。
格納ポーズ。
背中のハッチが開きます。
アンビリカルケーブル的なものをセット。
この辺りのギミックは、想像ガレリアの企画で拡張された部分でしょうか?
ピンクの矢印で示したところが、透明パーツになっていて、光を透過して表面の目が光ったようにできるギミック……ですが、パーツが小さく、塗装精度も荒くて、効果は微妙……。
翼手は、交換パーツで実現しています。
アクションフィギュア研究員(自称)としては、構造がとても気になり、購入に至りましたが、普段海外製のオリジナルアクションフィギュアを購入しているせいか、割高感が先行してしまいました。やはり版権モノのオモチャって僕にとっては、キャラクターグッズでしかない……。様々な利権と関係者が入り乱れたせいか、製品から感じる情熱がスポイルされてしまった印象を毎回感じてしまいます(でも学習せずに、また買っちゃう)。天空の城ラピュタそのものはとても好きな作品なんですけれどね。