ジャパンベンチャー「ウィズ・スマイル・オン・オア・リップス」戦利品最終回にして番外編。
イーブンフォールのストリゴイのヘルメットを3Dプリンタで作成しました。そして、イベントにてアシュレイ・ウッドさんのサインを貰いました。日本をイメージしたのですが、BRAVEST WARRIORSっていう新ラインのキャラクター風の顔を描いて貰えました。
その時の模様はコチラの記事:
最初に販売されたストリゴイにはヘルメットが無くて、イベントで販売された黒い限定品のストリゴイに付属していたヘルメットが非常に好評で、後に追加購入が可能になりました。僕は、オクの転売品を購入したので(前回の記事で批判しといてこれです)、自分で作ることにしました。
レビュー記事:
予約中の小売版とも違う潜水士風のヘルメットにしました。
このフィギュア、スリーエーの中でも屈指のお気に入りで、サインが入ってさらに思い出深いモノとなりました。
EVENFALL STRIGOI TOTEMNAUT ? SECURITY RED 1/6スケール ABS&PVC&POM製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: threeA
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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◯メイキング(興味ない方は読み飛ばし推奨)
初めての3Dプリンティングで、結構難産でした。
最初は、1パーツで作成するつもりでしたが、何故か僕の持っているバッカニアでは出力できず、推測ですが容量が大きすぎるのかな? と思っていました。
参考:
サポート材の無駄なども考え、3パーツで出力しましたが、それでもエラーでプリントできない事態が多発しました。
エラーは「スライスポイントが設定できません(英語を素人翻訳してます。ちょっと違うかも)」というものです。恐らくですが、3Dプリンタはヘッド部分がフィラメントを溶かし押し出して、一筆書きするようにして立体物を出力します。その筆運びのルートが設定できないのだろうと思いました。
解決策として、出力物の方向を縦にしたり、裏にしたりすることでエラーが回避できました。問題としては、例えば出力テーブルから浮いて突き出している部分などがあると、その部分のを支えるサポート材が必要となり、フィラメントが無駄になります。そうなると、プリント時の状態を見越してCADデータを作成しなくてはなりません……
でも気がついたんです。
このエラーは、出力物を90度横回転させるだけでも消える事に……! 茶道で茶碗をくるっと廻す作法のようなものなので、向きが変わるだけで、サポートが必要になることはありません。
バッカニアのプログラム上のバグだったようです。
▲気がついていれば、このサポートは不要だったと思います。
あと、フィラメントの絡まりなどあって、機械の癖など学べました。
▼3つのパーツを組み合わせてこのように。
積層ピッチは200マイクロミリ。仕上げに液パテを塗るつもりでしたので、粗めにしてプリントの速度重視にしました。それでも、一番大きなパーツで5時間くらいかかりました。
▼パテを塗った状態。
味気なかったので、積みプラの中から余ってるパーツを拝借しました。
▼クリアフードはガチャのカプセルから削り出し。
▼塗装
▼今回、カビの生えた不浄な感じの汚しに挑戦してみました。金属部分の汚しがちょっと足らないですね。
◯完成品(サイン入り前)
◯サイン入り後
◯ライトアップギミック
前回紹介したスクウェアにも使ったミライトを仕込んでみました。
あまったサポート材を接着したビンボー治具。
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