僕のブログ記事の中で最長シリーズを更新し続けております。
今回は、自分が見て回った企業ブース後編になります。
前回記事:
森フェス&WF2015冬の旅:4 / ワンダーフェスティバル2015冬:企業ゾーン前編 - smogbom
今回は、インスティンクトイさんとメディコム・トイのブースの模様となります。
こちらも展示品全てを撮っている訳ではありません。
ソフビ中心のラインナップになります。
◯インスティンクトイブース
我らが滋賀県の雄、インスティンクトイさんのお出ましだ〜! って訳で、過去2回のワンフェスでは会場でよろしくお願いします、ってお店に顔を出して、ワンクッション置いてから行ってたんですが、今回は何も言わずに行ってみました。反応はいつもと変わらず、「スゴイっすね〜」でした(笑)。
販売はと言うと、流石に午後14時を回っていたので、ほぼ完売でした。
何も買わないのに、興奮して食付き気味に喋っていた自分がちょっと恥ずかしい……。
展示内容も充実していて、楽しかったです。
前年は雪のせいで開幕に間に合わないといけないと、ホテルを取ったのに車中泊(!)ししていたインスティンクトイさんですが、今回は会場近くのホテルを取って盤石の体制、蓋を開ければ午後は大雨でしたが、朝は天気も持ってくれて千客万来、良かったですね。
それでは、今回気になったトイを。
▼インスティンクトイ・ペイント版ロッテンレックス
見切れてますが、アメリカのトイフェスで見事ワンオフのハンドペイントロッテンレックスを抽選でゲットした所縁(ゆかり)で、インスティンクトイ・ペイント版ロッテンレックスが登場することは、ブログや台北で発表済みでした。
ワンオフ品の塗装に感銘を受け、インスティンクトイさんが自社の塗装技術の持てる全てを投入したという作品で、受ける印象はまさに圧巻でした。
多分、日本のイベントでは初展示、また別カラーも展示されました。
コチラが発表済みのもの。
こちらが新カラー。
今回の旅でリアルヘッド塗装版のロッテンレックスを手に入れましたが、コチラのカラーも手に入れられるなら欲しいですね〜。メタリック好きとしては堪りません。海外からの反響も凄まじいみたいですが、国内分も大目に確保して欲しい〜!
ちなみに、こちらのロッテンレックスは、実は筆によるハンドペイント仕上げだそうです。ビックリしちゃいました。
うーん、価格いくらになるんだろ? 価格面でもサービス満点のインスティンクトイさんなので期待したい(チラッチラッ)。
▼アイスリキッド(大)
3Dモデリングのスケーラブルさを活かして、小さなアイスリキッドを、そのまま大きくしたもの。小さなものを大きくしたからと言ってディテールが大雑把になっていません。こういう質感は、3Dモデリングが得意とするところなのでしょうね。
注目は中央のマジョーラカラーのクリア成型のもの。面で構成されたアイスリキッドには偏光色は持ってこいのカラーですね。夢見るように美しい!
▼ムッキーの新バージョンとインスティンクトイ限定NNA
黒色のムッキーは、人気が出そうなベーシックカラーに交換入れ歯のギミック、オリジナル金属製の留め金付きスカーフ付きと、ますます競争が激しくなる要素が。
蛍光グリーンのムッキーは不健康そうな炭酸飲料みたいで、こちらも良いです。ハロウィンカラーと対で置きたい!
NNAは日本のアーティスト「Yosuke Ueno」さんデザイン、マイティジャックスさん製造の立体作品です。インスティンクトイ限定カラーは、なんとオイ!クトゥルフのデザイナー「ダニエル・ユウ」さん指定カラーで、こちらも個人的に大注目。
Mighty Jaxx × Daniel Yu / オイ! クトゥルフ [ホワイト] - smogbom
自社製玩具の比重が増えて、小売の比率が減ってきたので、そういった点でも嬉しい。めったにお目にかかれないデザイナーズトイ・アートトイが見れちゃう・買えちゃうお店が近くにある幸せ……。
▼ヴィンセント見本
薄紫色のヴィンセントは、全体が青畜光で目だけが通常の緑畜光だそうです。福袋の白龍の対になるように作成したとのこと! どれだけの人が対で買えるのか、と疑問にならないでも無いけど(汗)、この大きさの青畜光はたまらんですな〜。
奥のグリーンメタリックのヴィンセントは、また海外なんかで人気が出そうですね。ドラゴンボールの神龍チックなので、オレンジ色のスーパーボールを置いたら似合いそう(笑)。
▼WF販売分トイ
肝心のが手ブレでます、スミマセン。
今回のチョコレートカラーは、成型材にチョコのフレーバーが練り込んであるそう。
いや~、新しい表現に余念がありませんね。一時期(ベビーインクやヴィンセントなど)メイドインジャパンの方向にも舵を切りましたが、選択肢の少なさに考えなおして、今は吹っ切れたんでしょうかね? 伝統と江戸前的な粋を追求するもヨシ、革新的な表現を追求するもヨシ、色んな方向が合って良いと僕は思います。
あとは、エラー品交換用等としてストックしてあった過去販売の作品が、少数販売されたようです。おそらく、今後もイベントなどで、このように販売されることがあるでしょうし、店舗販売用のストックが残っていることもありますので、安易にオクに手を出すことは無いと思います。
なんか地元にも店舗で手渡しで買って、直ぐに出品するクソが居るみたいなんで。地元民の風上にも置けぬ!
以上、最後ササクレてしまいましたが、インスティンクトイさんブースでした。
◯メディコム・トイブース
去年、見逃してしまったメディコム・トイブースです。
インディペンデント系のソフビや、海外アーティストのソフビなども積極的に販売されていて、いちソフビファンとしては嬉しい限り。
ただ、製造スケジュールと遅延連絡メールは、もう少ししっかり管理して欲しいところ。
特にトイアートギャラリーの担当者は、仕事態度もアメリカンにならないで欲しいな!
▼VAG第二弾と有田焼
写真前列は、1/6計画と一部のヴィレッジヴァンガードで販売される500円ガチャ第2弾。個人的には第一弾よりも好みなラインナップです。
特にコンプしたいどころか、むしろダブってもオーケーYO! と鼻息荒くしちゃってるのは、ミロクトイさんのオタスケミロクマル。これが500円!?
ダブってもオーケーって言ったのは、ミロク博士の奇妙な発明シリーズと組み合わせる事が可能なんです。これは新しくDr.ミロクシリーズが欲しくなっちゃいますし、新規ファンも増えそう。
ミロクトイ / ミロク博士の奇妙な発明 ネオチタニウムコーティングカラー - smogbom
現在C.J.マートで2月末まで受注中の有田焼も素晴らしかったです。
実物は写真では伝わらない、瑞々しい釉薬の透明感があり、特に写真のドクロ杯なんかは絵付けがうるさすぎると感じていたんですが、そんな事まったく無かったですね。
能面の裏面はガッチリブロック! されていました(某首相風)。
▼ソフビ、ソフビ、ソフビ!
近日販売予定される(抽選販売中のも)、オリジナル作品のソフビ達。
垂涎モノですな……。
キッカケトイさんの鉄猿2号塗装版、値段も良いですが、塗装も良いですね。見本と違って犬たちの顔も青にするみたいですね。
FOGのこの色を待ってた! ってカラーなんですが、懐事情的にリームーでシーカナです。
奥のスキナーさんの猿も独特で良いですね〜。
▼偶像怪獣taboo
買物編にも載せましたが、もう一度。
やっぱり良いですね。もっと手前に置いてもらって、異形具合を確かめたかったです。
造形はもとより、ネーミングそのものにも惹かれちゃうんですよ〜。
▼リアルアクションヒーローズ
やっぱり華やかなんですよね、このサイズのアクションフィギュアは!!
ベルセルクのガッツ。ドラゴン殺しの重量感!
ん〜、でもこのままのクオリティで本当に出るのかな〜?
ゼルダのリンクみたくならないって保証ある?
その辺の信頼感が、僕には最早ありません。
サイレントヒルとダフト・パンク。
そう言えば、この辺りで、青砥で一緒して会場で別れた方と邂逅しました。
お世話になりました。本当に有難うございます。失礼あっても見捨てないで……。
以上、メディコム・トイブースでした。
◯企業ブースまとめ
しっかり回った訳ではないのですが、夏に比べて大型のアトラクション系の展示が少なかったように思いました。その分、会場が広く感じて移動しやすかった印象です。
コスプレイヤーさんのパレードロードが冬は屋内にある為でしょうか? 訂正:普通に外にありました。 それともダイパスの名義確認のために、スタッフ人件費が増大化したから縮小しなきゃならなかったとか?
玩具の展示に関しては大満足でした。余裕を持って見られたので、ガイドブックの分は元とったぞ、と思いました。
さて、旅のレポートの終わりが見えてきました。順当に行けば、あと2回となります。
今回も最後まで読んでくださった方、有難うございます!