GARGAMEL / Oriental Dullahan : Houkai
初のガーガメルさんの作品になります。
素晴らしいとは聞いていたのですが、昔は怪獣ソフビを集めてませんでしたし、最近はあまりセールが無くて、購入の機会がありませんでした。
今回、新しいソフビシリーズ「ヴィニールクエスト」からオリエンタル・デュラハン:彷徊(ほうかい)の第三期が販売されました。塗装版として国内では、今回が初めてとなります(以前のバージョンは海外のイベントで販売されたようです。第一弾は金ラメの無塗装)。
好きな蓄光成型という事もあり、これは購入せねば! ……と思いましたが、販売開始日は友人の結婚式のカメラマンの頼まれていました。友情(打算:合コンを開いてくれる)をとるか、自身の欲望をとるか……。究極の選択を迫られた僕は、妹に代理購入をお願いし、事なきを得ました……というクズエピソードです。
現在も、自分で「今月末までに映像編集してDVDに焼くね!」と言っておいてブログを書く方を優先しておる始末です。明日があるさ。
そんな罪悪感に苛まれながらの記事でございます。
◯全体
全高は約10センチとやや小ぶりとなっています。
パーツ分けは本体5パーツ、槍が2パーツの計7パーツ構成です。
デュラハン=首なし騎士の名のとおり、首の部分で頭部が切断されており、頭部の部分はゴルゴンの首のごとく盾と同化しております。……というか、盾も手首と同化しているので、右手も切られてしまったのでしょうか。
盾と腕を接合させる技術があるなら、頭部を元の位置に戻せばいいのでは? という疑問がでてきますが、こういう謎な部分を推測するのが楽しいですね。
そもそも、盾という防具に弱点である頭部を付けるんですもの。
オリエンタルとは東洋的という意味だと思いますが、鎧の感じからして大陸の武人であったと推測されます。
ヴィニールクエストというシリーズは、ヘッダーカードのデザインから察して、レトロゲーム(ファミコンなどの)のロールプレイングゲームをオマージュしていると感じます。
当時のRPGの王道の舞台と言えば、中世ファンタジーの世界です。そんな世界に、古代中国風の鎧姿の首なし戦士が彷徊(=目的もなくさまよう事)しているのです。なんだか物語を感じちゃうじゃないですか。
中世ファンタジーの世界に、東洋的な要素が紛れてくる事自体は、ウィザードリィシリーズのムラサメとかニンジャとかがあるので、ニヤリとくる趣向ではないでしょうか。
◯頭部
正しく幽鬼と呼ぶのが相応しい顔です。
頭部を真っ二つに断ち切れている傷があります。これが致命傷で、首を切断されたのは後から、何か邪悪な儀式で再生されたんじゃないかなぁ。ラスボス的な魔術師とかに……。
魅惑のケツアゴ。
◯武器
第一弾は普通の槍で1パーツだったようなんですが、2期からはナギナタのような形状となり、先と柄の部分で分割されています。
今後のシリーズ展開で異なる形状の武器が出てきそうな予感。個人的には布パーツが付いた旗とかが出たらグッと来ます。
◯塗装と形成について
袋から出した瞬間、このソフビから溢れんばかりのキッチリ感を感じました。
首の断面の部分の細かい塗り分けも、筆ではなく塗装マスクで仕上げてあると思います。鎧のキワの部分のシャープさは、ココで形成材が分割されてるんじゃないのか、と疑ってしまう程です。
この塗装マスクの精度の高さは、僕の持っているソフビの中でもピカイチだと感じました。
一点だけ、親指の付け根に気泡穴がありました。見えづらい部分ですし、形状的にも仕方がないのかもしれませんね。
◯アクションシーン
動かせる部分が多いものの、飾り方は仁王立ちくらいしかできないかな? とおもっていましたが、動かして遊べます。
槍投げ。
盾を180度回転させて「我に死角なし!」
◯蓄光
蓄光最高!
◯まとめ
初ガーガメルさんでしたが、大満足でした。
今後のシリーズ展開も楽しみです。
ロールプレイングゲームの世界ということで、人型も獣型もあり得ると思いますので、あっと驚くようなモンスターの登場を期待します。
さて、それでは動画編集します。