今日もこけしの紹介記事を書いていきます!
前回のこけしと、リサイクルショップに陳列してありまして、試しに1つだけ買うつもりだったので、どちらにしようか悩みに悩んだあげく、こちらはその時は買いませんでした。こっちを買わなかった理由は、大きさです。30センチもあるんですもの。それと、綺麗すぎると思ったんです。ニス塗りされていますし、顔もスッキリとした描写でしょ?
でも、一つ目買ってから、後日リサイクルショップにもう一度訪れて買っちゃうんです。その時も、しばらく悩みました。本当に必要か? 欲しいのかって。家に帰って棚に飾ると、「あ、これイイな」ってストンと思いました。
このこけしを購入して、こけしを集めていこうかな、って思いました。
(実はそのお店には、もう一本あって、それは京都の天橋立の絵が描いてあって、なにか和歌のような文字も書いていました。そちらは選択肢にもなかったのですが、このこけしを購入した時には、もう売れてしまっていました。見る人が見ると良いモノだったのかも知れませんが、自分が気に入ったモノを購入しようと今では思っています)
◯サイズ
大きさは約30センチあります。堂々たる大きさです。重さも結構あります。まだ、こけしの蒐集数が少ないのですが、後々多くなっても、僕のコレクションの中では最大級の大きさになるんじゃないでしょうか。
◯顔
スッキリとしたお顔立ちですね。ニス塗りによる輝きと相まって、現代のアニメーションキャラクターにも通じているような気がします。
このお顔立ちの為か、大きいのに圧迫感はありませんね。
◯弥治郎系の特徴
この頭部のベレー帽のような模様が特徴のようです。
ロクロによる絵付けで、幾何学的で精確な文様となっています。
民芸品とは芸術品ではなく、日用品・プロダクトですので、大量生産品の側面を持ちます。ロクロによる絵付けは、生産性を考えると非常に有効な方法だったのかもしれませんね。工具を使った絵付けですので、キッチリカッチリしていますが、手仕事との対比がいいですねぇ。アート・アンド・クラフツ!
◯胴体
帯で締められたようなクビレを持っています。
写真では見えにくいのですが、首のところにも段差が付けられています。
肉感的といいますか、写実的といいますか、この自由な形態も魅力的ですね!
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