蝸之殻 / G.N. Project:001 WOLF

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ワンフェス戦利品その2。

珍しくソフビ以外の玩具、珍しく美少女モチーフを購入しました。

全高約16センチ、1/12スケール完成済・フル可動アクションフィギュア。

おそらくですが、中国の個人メーカーによるアクションフィギュアシリーズのようです。ツイッターのTLに流れてきたんですが、オリジナルのアクションフィギュアを小規模メーカーが企画して販売できてしまうというのが凄い話。中国は色んな意味で凄い国ですね。

蝸之殻さんっていうのはカタツムリという意味みたい。

新規メーカー（だと思う）かつ、オリジナル作品ながら注目度も高くてワンフェス会場でも長蛇の列を作っていました。製品の性質上、大量生産品と睨んでいて、もしかしたらワンフェス以後も普通に流通するのではと思っていましたが、案の定予約商品としてAmazonで購入可能となっています。イベント限定の価格だったのか、一般流通価格はちょっと高価になっていますが、当レビューを参考にしていただければ幸いです。

外箱
本体
付属品（欠品あり）
遊んでみた
同スケールフィギュアと比べて

外箱

外箱からも個人メーカーとは思えない仕上がりです。

シリーズ名がG.N. Projectで、WOLFというキャラクターのようです。

イラストも素敵。

裏に付属品が書いてあります。今回は特典として刀とブランクのフェイスパーツ、デカールが入っています……が、自分のはフェイスパーツが欠品していて、デカールが2枚入っていました。ハズレ引いたかな？

本体

まず本体を見ていきます。

非常に露出度の高い女戦闘員という感じのキャラクターです。

ちなみにスタンドは付属しませんので、他の玩具のやつを流用しています。

自立は難しいので、スタンドは付属してほしかったです。

フィグマと何が違うの？　といわれてもフィグマを持っていないので、比較して言うのは難しいのですが、乳と腹筋の部分など、造形がかなりエロティックでこだわりを感じます。

お尻、ぱんつの皺なんか力が入ってます。こういうフィギュアはあんまり購入しないので、ドキドキします……。

白色なんで特に背徳感。

塗装は非常に丁寧で、はみ出していたりかすれていたりはなかったです。

アクションフィギュアとしての頑丈さは高いと思います。特に扱いづらいと感じることはありませんでした。関節の渋みにかんしては、今ひとつ。右の股関節が特にゆるくて、勝手にプラプラしてしまうレベルでした。足の形状と合わせて自立が難しい原因となっています。球体関節部分に瞬間接着剤をかませるなどのメンテナンスが必要かもしれません。

肌の色にかんしては、赤みが強く、日本のフィギュアのような透けるようなみずみずしい肌という感じまでは至っていません。個人的にはちょっと焼けた肌の方が好きなので、気にいっています。

各部の動きを見ていきます。

肘関節は二重関節ではないので、120度程度曲がります。

開脚に関しても控えめで、ジャン＝クロード・ヴァン・ダムはできません。

前屈。

膝関節は二重関節なので、正座も可能です。

素体そのもの造形が良いので、足を内側にちょっと向けてポーズするだけで、イヤラシイ感じがでます。

つま先は、自立は難しいですが、関節が仕込まれていて、ポージングするのは楽しいです。

首を傾ける。

反り。

アクションフィギュアとして最高の出来栄えとは言えませんが、造形が良いので不満には思いませんでした。

付属品（欠品あり）

フェイスパーツは三種類。

通常顔、叫び、マスク。

頭の角の部分でつまめるので、フェイスパーツの交換も簡単でした。

胸パーツ。最初違いがわからなかったんですが……。

な、なんとぽっちの有る無し！

これは男気だして、勃ってるほう一択である。

ハンドパーツは豊富です。

握り拳、刀剣握り手、銃握り手、パーが二種類。

武器は、ナイフが日本とマシンガンが通常パーツで、刀は特典パーツのようです。

他の方のレビューを見ていたら、刀の入った袋にのっぺらぼうのフェイスパーツが入っているみたいですが、自分は欠品していました。かわりにデカールが2枚。

他に、肘から先の部分が2セット。

違いはダボ穴があるかどうか……なのですが、なんに使うのかわかりませんでした。

調べたら、別売りの追加パーツがあるようなので、それを装着するのに使うのでは？

その他マントパーツ。

布製パーツが付属しているのが新鮮。

針金が入っています。

遊んでみた

かわいく、かっこよく満足です。

フェイスパーツはマスクパーツが一番スキです。

同スケールフィギュアと比べて

仕上がりに関しては、合成人間がやばい。改めて素晴らしい。3Aは布製の衣装がやっぱり凄い。超合金アイギスも悪くない。

WOLFが劣っているかといわれると、そうでもない。写真映えは良いです。

日本製の出来の良いアクションフィギュアとはクオリティは1段下がって、一般流通価格はちょっと高価に感じるレベルです。しかし、日本の美少女フィギュアにみられるような、タイアップを前提として企画されることなく、オリジナルで（フレームアームズガールなどの影響もあると思いますが）企画販売された勇気にうたれます。