12月にジャイアントミロク(MEDICOM TOY OFFICIAL BLOG(メディコム・トイ オフィシャルブログ) » 限定品受注締切日のお知らせ/9月30日(火)23時59分まで)が届きますので、それまでにモチーフとなった「弥勒菩薩半跏思惟像(宝冠弥勒」を見たくなりました。
ミロクトイさんのインタビュー:プレスリリース20140824
丁度、京都国立博物館で「鳥獣戯画と高山寺展」も開催されているようでしたので、京都に行ってきました。
今回は、前編として宝冠弥勒のある広隆寺をメインに、時間が結構あったので(そう思ってた)京都駅から広隆寺まで、スナップ写真撮りながらブラブラ歩きました。アーバンハイクってやつです。その模様を記事にしたいと思います。
◯京都着
旅のお供に、奇譚クラブさんのガチャ「仏像根付」の弥勒菩薩を持って行きました。原型はミロクトイさんです。最初のインタビューで言及されている石膏仏像シリーズが元になっているのだと思います。当然、その頃はオモチャを集めてないですし、ミロクトイさんも知らなかったので、実際ガチャガチャを回した訳ではなく、中古品を手に入れました。ちなみに、本来は白色なんですが、蓄光塗料でカスタムペイントしております。
旅のお供に玩具を持っていくのって憧れでした。失くすの怖くて二の足踏んでおりましたが、これは根付なのでストラップが付いて安心でした。
◯行動開始
電車で空腹すぎて気持ち悪くなり、京都駅で立ち食いうどん食べたりして、時間をロスしましたが、時間もあるし広隆寺まで歩くことにしました。
*次の記事で分かるのですが、時間があるって思っていたのは錯覚で、「鳥獣戯画と高山寺展」が大盛況という事もあって、最後は駆け足でした。「鳥獣戯画と高山寺展」に行かれる方は、時間の余裕を持った方が良いと思います。
携帯電話のナビに従い、裏路地を進みます。
1時間30分の道のりでしたが、歩くのも好きですし、普段見ない所が見れて楽しいです。
楽しそうな展示会を見つけました。
この時は時間に余裕があると思ってたので、最後にここも見ようと思っていました。
西本願寺の辺り、特徴的なドーム天井の建物があったので、寄り道。
最初モスクかと思いましたが、これも仏教の建物でした。
絵を描いておられる人もいました。
西本願寺。
前に訪れた時は、工事中でした。
扉の彫刻スゴイですね。
自転車専用レーンが完備されています。進んでますね。
滋賀県は、そこのところイマイチなんで、キチンと設備してもらいたいです。
琵琶湖一周! 自転車とハンモックの旅★ 一日目 - smogbom
どこかで聞いたことのあるラーメン屋。
この日の夜に京都に引っ越した友人夫婦と会って、第一旭に向かったんですけど、閉まってました。
路面電車。
路面電車って信号停まるんですね。ちょっとルールが分からなくて、びっくらこいた。
京都って都会なんですけど、僕が買うようなオモチャ売ってないんですよね。京都の人ってインディーズソフビとかアートトイとか、どこで買うんでしょうか。
情報欲しいなぁ。大きなリサイクルショップもないじゃないですか。ブランド品が売ってるようなところはありましたけど。
レストアさんが、京都でしたっけ。直接販売されてる訳じゃないしなぁ〜。
RESTORE / DEBRIS JAPAN デブリジャパン(ソフビ 無彩色 黄色) - smogbom
RESTORE / NEO JAPAN ネオジャパン ソフビ - smogbom
◯広隆寺到着
時間どおり、お昼前には広隆寺に到着しました。
門のところの仁王像。
目がぱっちりしていますね。
敷地内へ。
仏像そのものは撮影してはいけない(仁王像は良かったのかな? 駄目だったらどうしよう)ので、写真はありません。
建物も正面から撮ってはいけないらしいです。なかなか厳しいですね。
追記:仁王像を撮影不可とする記述はネット上では見つけられなかったので、写真は掲載しておきます。もし、駄目な場合はコメント欄にでも書き込みお願いします。
宝冠弥勒のある霊宝殿の拝礼は有料で700円です。ガイドブックも売っていて、こちらも700円。
広隆寺には2体の弥勒菩薩像があることは知っていたのですが、実は10体以上の仏像があり、とても見応えがありました。四隅の四天王が特に好きでした。服の袖のオーラか風に煽られてる躍動感が素晴らしかったです。
肝心の宝冠弥勒は中央の奥まったところにあり、じっくり見たいのであればオペラグラスなどを用意すると良いと思いました。
宝冠弥勒の印象は、他と比べる豪華絢爛さは皆無なので派手さはありませんが、逆にその簡素さが目立っていました。プロポーションも写実とはかけ離れています。頭部が大きくて、胴体は細く、腕の太さの割に手は小さいです。でも不思議と調和しているように感じました。
こうして仏像が並んでいると、仏像の頭身は6頭身から6.5頭身なんですね。この頭身を採用しているのは、対戦格闘ゲームのストリートファイターが有名なんですが、その理由というのは、キャラクターの顔をハッキリと見分けさせるためなんですね。仏像も同じなのかな、と思いました。
俗っぽい話ついでに、仏像も実際の人間をお手本に彫っているんじゃなくて、有名な仏像をお手本にして彫っているんじゃないかな、って思います。これって現代の漫画やイラストと同じなんじゃなかろうか、と思うんですよね。昔は、上手な絵を描くためには、実際の人間をデッサンして構造を理解しなさい、みたいな指南をよく見たのですが、描きたいのは本来の人間ではなく、2次元のデフォルメの強いキャラクターなので、凄く上手なデフォルメキャラクターを模写するほうがずっと近道なんじゃないか、と仏像を見て思いました。
仏像については、昔から好きだったという訳ではないのですが、建物や庭園が好きで滋賀県のお寺を見て回ったりしたことがあります。滋賀県は結構有名な仏像も多く、お寺の数も京都・奈良に負けないくらい多いので、仏像マニアの人にもオススメかもしれません(と地元の宣伝)。湖東三山なんて、メチャクチャ近い距離で仏像見れた記憶があります。
今回はここまで、次回に続く。