前回記事:
時系列がグチャグチャですが、前回記事の「やきもの散歩道」の途中にある施設です。普段は入館料がいりますが、常滑焼まつり期間中は無料開放されていました。僕が行った時は丁度会館30分前だったので、道を引き返してお団子屋で団子を買って、ぷらぷらしておりました。瀧田家の 入り口前に団子の串を捨てるところがあります。商売上手ですね。
廻船問屋であった旧家瀧田家の屋敷を復元・整備したものである。
この屋敷は1850年(嘉永3年)ごろに建築されたもので、2000年(平成12年)には常滑市指定有形文化財となっている。
屋内には、瀧田家に保存されていた生活道具や船道具などの資料が展示がされている。
廻船問屋とは、船を使った輸送業者のことで、瀧田家は 廻船問屋としては40年という短い活動期間のものの、地元の方の話では現代でも、瀧田の名前を冠する病院などの施設や所有の土地が街の至る所にあり、当時の景気の良さが伺えます。
母屋の入り口。
天井が意外と低く、当時の人の背格好が思い浮かびます。
番頭さんがいるところ……お店としても使っていたのでしょうか?
釘隠しは、ヘラか羽子板のような意匠。真鍮の縁取り、目のようなカタチの彫り込みがされています。船に関係する道具なのかしら?
道具が展示されています。
こちらはトイレ。
流石は常滑、便器が陶器です。当時のモノなのかしら?
雨樋が……。こういうのは隠して欲しいところ。
お風呂。
狭い階段を登っていきます。
こちらは女優さんの展示スペースとなってました。
奥は立ち入り禁止。
知多半島は海が近いせいか年中温暖な反面、湿気が酷いと聞いていましたが、この日は風が強くて、高台に位置する瀧田家には始終心地よい風が通り抜けておりました。
蔵の中。千両箱的な。一部撮影禁止のモノが展示されていました。
こちらは離れ。
付書院のところに、蝙蝠の細工がしてありました。
灯籠の細工。
庭。
うーん、やっぱり旅から時間が経つと記憶が薄れてますね。
母屋と離れの写真がごっちゃになってるかもしれません。
次回、めがね弘法大智院編。