ソフビTipsは、ソフビに関する様々な豆知識や役立つ知恵などを紹介するコーナーです。ニワカ知識なので、間違っていたら、指摘してくださいね!
今回のテーマは、ヘッダーカードパッケージの開け方です。
ヘッダーカードというのは、ソフビにおける最もポピュラーなパッケージング手法です。
袋の開け口を二つ折りにした紙で閉じるだけの、簡易で安価ですが様式美も感じられ、ソフトビニールの壊れなさを活かした、とても優れたパッケージングです。
一方で、このパッケージングは、箱とは違って、開封してしまうと元には(完全には)戻せません。開封してしまうのが勿体ない、という感情は、完品・美品にこだわるコレクターにとっては常でしょう。また、たくさん買い込みすぎて、開封が間に合わない、買ったことに満足してしまって、開けることが面倒に感じる人も中にはいるようです。
未開封のまま、大事に仕舞われていた作品が、いまも残っているということが、今のコレクターにとって嬉しいことでもあり、未開封のまま、ベトベトになってしまうのが勿体ない、せっかくのオモチャが遊ばれないのは可愛そうだ、と感じることもありますね。
皆様は、ヘッダーを開けるの得意ですか? 自分は苦手意識があります。
最初は、ペンチなどを利用していたんですが、不器用すぎて、どうしてもホッチキスの留めを返すときに、台紙を凹ませてしまいます。
早く出したい、遊びたい! と横着して、ダンボールカッターを差し込んだら、キザギザで傷つけてしまったこともあります。
手元に道具がなくて、爪でやったら、爪の間にホッチキスの刃が刺さって流血してしまったこともあります。
H×SさんのブルータルAの時なんて、手汗がすごくて、シリアルナンバーの字が滲んじゃったもん……(泣)。
どうしてこんなに不器用なんだ! と、少し前までの最適解だったのは、袋自体を切ることでした。
この方法の欠点は、袋そのものに、印刷されていたりして特別なものは切れないのと、ヘッダー裏側にも何か描いてあって、ホッチキスを外す必要がある場合です。
では、今はどう開けているか?
ヘルゲイシャさんの動画を参考にして、これイケるんですか!?
となった衝撃の開け方……(10:00くらいのところから見てください)。
素手でバリッ!!
これでキレイに開けれるの? って感じなんですが、ヘッダーがある程度大きく、分厚い台紙で出来ていること、ホッチキスの刃が家庭用のものの場合、キレイに取ることができます。ヘッダーの曲がりは、直せますし。
ほら! 黒いヘッダーもこの通りです。
自分の場合、ペンチ使った時より断然キレイです。
失敗しても、責任はとれませんが、ヘッダー開けが不得意な人はお試しあれ!
追記:厚みによっては普通に失敗します……orz