以前、記事にしたとおり、僕は任天堂Switch強化版である、Switch Pro(仮称)の存在には否定的です。
理由としては、(1)Switch・SwitchLiteの売れ行きが好評、かつ供給不足にある (2)わざわさ性能微増させたCPU(SOC)を新規開発する必要がある。
さらに、付け加えると、(3)パンデミックにより半導体供給回復が不透明な状態(ソニーによると、2022年以降もPS5の供給が安定しない見通し) もあると思います。
それでもSwitch Pro(仮称)の噂が絶えないのは、ユーザーがそれだけSwitchに注目しており、ニュースメディアのページビューも伸びてしまうから、書かざる得ない、という事情があると思います。
さて、本題にはいると、こんなニュースが今朝飛び込んできました。
「Neptune」 というコードネームで、「SteamPal」 というモバイルゲーム機が開発中ではないか? という噂です。
Steamはかつて、LinuxOSをもとに、SteamOSを作り、据え置きコンソール機を出していましたが、あまりうまく普及しませんでした。あとから考えると、ハイパワーなゲーミングPCがあるのに、わざわざ据え置きでやる意味なくね? っていう当たり前の結果でした。
ロースペックPCでも十分動く、レトロタイトル、インディータイトルなどを中心に、どこでもプレイできるモバイルゲーム機を出す、というのは、個人的に結構ありだな、と思います。
そこで注目したいのが、そのモバイルゲーム機に搭載されるCPU(SOC)です。
おそらく、「SteamPal」がARMベースのチップになると仮定した場合の話です。
それは、現行Switchで使われているTegra X1系の次世代版が採用されると思うんです。
仮に、「SteamPal」の売れ行きが微妙でも、チップをSwitch次世代機に採用させれば、利益を生むことができると思うのです。
この次世代Tegraを搭載したSwitchは、SwitchProではなく、Switch2になる、というのは僕の予想というより希望にすぎません。登場までまだ2~3年は先でしょうし(パンデミックの収束次第ではもっと先?)、下位互換を備えた次世代機として売り出したほうが、売れるだろうし、買い替えしたくない僕の要望です。