Amazonプライムデーで購入したセグウェイの電動スケート「ドリフト W1」が届き、さっそく楽しんでします。
セグウェイと言っても移動手段ではなく、スポーツ・レクレーション用途の玩具です。でも、さすがはセグウェイ、作りは本格派。
当初価格は六万円ほどして、お金に余裕があるか、傾奇者しか購入できませんでしたが、現在は2万円程度で購入できます。この価格だったら、スニーカーを購入するような感覚で買うことができます。かなり楽しいです。
E-Skate Segway Drift W1 チュートリアル動画(日本語字幕)
まず注意。ペアで7キロあります……結構重いよ!
セグウェイ ドリフト W1は片方3.5キログラムあり、公式サイトでは軽量と謳ってますが、いや結構重いよ! 単純計算、500mlのペットボトル14本ですから!
子供の玩具として買い与えようというのは、ちょっと年齢考えたほうが良いです。後述しますが、重さ以外も取り扱い注意必要です。
公道では走行不可
セグウェイ ドリフト は日本では公道で走行させるのは違反となります。
私有地内、室内、専用アミューズメント施設などでの使用に限定となります。
そんな広い場所ない、って人でも意外と家の廊下をゆらゆら低速で走るだけでも十分楽しめますよ。
内容物
説明書、本体、充電ケーブル。
充電は二股ケーブルでして、満充電約3時間、連続使用時間は45分と短く感じるかもしれませんが、スポーツ・レクレーション用途としては十分でした。
充電中はAppleのマジックマウスみたいです。
あと、独立しているドリフト同士を連結するジョイントポールもついていました。これ、確かオプションで4000円くらいします。実際使うかというと、左右独立しているのが独特だし、乗りこなすコツを掴むのが楽しいので、使わないかな……。
あと、取り付けも工具が必要なので、面倒です。
本体
本体は、マグネシウム合金製らしく、かなりコストがかかっていそう。
サイドに電源ボタンがあり、短押しで起動します。
傾いているのを手で水平にすると、あとは自動でバランスをとってくれます。意思があるみたいでかわいいです。
タイヤは硬質なゴムで、空気は入っていません。一個しかないので、停止している状態のイメージは一本足の下駄を履いている感じです。前後にLEDランプが付いています。昼間は目立ちませんが、暗くなると盛大にフラッシュしています。
ボタン横にバッテリーランプが付いています。
もう一度電源ボタン短押しで、電源オフです。
荷重が掛かっていない状態で放置すると勝手に電源が落ちます。
電源が入った状態で、空中に持ち上げると、高速空転するので危険です。
乗り方
電源を入れた状態で、片足ずつ、水平を保つようにバランスをとりながら乗ります。最初は手で支えられる状態からチャレンジしたほうが良いです。生まれたての子鹿のようにガクガクします。シャレじゃなく。
このとき、あまりにも本体が揺れるようだったら、キャリブレーションしたほうが良いです。
一度電源を切り、充電の時のように裏返しにして、車輪が自由回転する状態にします。そして電源を長押しすると、キャリブレーションしてくれます。10秒ほど放置してから、電源を入れると治ります。
前に進むには、前に体重を少しだけかけます。後ろに進むには後ろに体重を少しかけます。左右に曲がる場合は、曲がりたい方向の足だけ体重をかけます。片足を前、片足を後ろに力を加えれば、その場で旋回します。
仕組みとしては、学生のときの遊びで、手の上にほうきを立ててバランスをとったことがありませんか? ほうきが前に傾いたときは、素早く前に踏み出すと、ほうきは中心に戻ります。それと同じ。要するに、セグウェイドリフトの機能としては、操縦者が乱した水平バランスを自動で保つ、それだけです。2つのペアに右左も前後もありません。
楽しい?
それこそ人力のスケートシューズでも一緒なのでは? と思うかも知れませんが、人力だと坂じゃなければ、速度はどんどん落ちていきますが、電動だと速度を一定に保てます。平坦な面を、直立不動で自由自在に走れ回れるのは、初めての感覚で楽しいです。
最高時速は12キロと、駆け足程度ですが、十分楽しいですよ。
案外、路面のギャップに引っかかりやすく、アスファルトなどはスリリングです。床面が凸凹だとあまり無茶な挙動ができないので、楽しさが一番なのは、体育館などの広くてつるつるの床です。その名のとおり、豪快なドリフトをしたり、その場で高速旋回できると思います。
遊ぶ場所選びが大変ですが、個人的にこの価格だったら大満足。
購入してよかったです。
ところで、セグウェイブランド消滅は間違いだったようです。正しくは初代セグウェイの生産終了で、ブランド自体は存続するみたい。