中国(香港かな?)の新興メーカー「コアプレイ」のフィギュアです。
価格が12000円くらいと、かなりコスパの良い12インチスケール・アクションフィギュアで、宇宙服のような深海ダイバーのような格好で、ヘソ出し・絶対領域・血色悪い美女という俺の趣味ぶちぬいてキター! とカートに放り込みました。
この手の12インチアクションフィギュアメーカーの例に外れることなく、度重なる発売延期を経て、僕の手元に届く前に、いち早くゲットした海外コレクターの画像を見て凍りついた……!
https://twitter.com/SzuTsung/status/927462594235043841
こ、これが同じモノなのか……!?
「デコマス詐欺」なんて揶揄されるような、素晴らしい完成度の塗装見本(デコレーションマスター)をエサにして受注を集め、完成品では劣化した状態で出荷するということがあります。メーカーとの付き合いが長いと、それを織り込み済みで購入できるものですが、新興メーカー、はじめての購入となると判断材料がなく、ここまで酷いとは思いませんでした。
だって、これ上手い下手じゃなくて塗装工程数が少なすぎませんか?
キャンセルも頭に過りましたが、なんとか修正版の新しいヘッドが届いたらしく、それを見ると、及第点でしたので、キャンセルせずに購入となりました。
写真とってから気がついたんですが(でも撮りなおさない)。
一部パーツを取り付けていません(背中のボンベ)。あと、オフ会などに持っていた時も「スタンドないの?」の声に当然のように「ないです」と答えていましたが、ありました。
交換ハンドも6つもありました。
全高約30センチ(12インチ)のアクションフィギュアとなります。
バイザーは開閉可能。
ヘルメットも外せます。
固定部分の設計ミスで、スナップ錠(トランクケースのパッチン錠みたいな)がキチンとハマりませんけど……。
御尊顔。
腰。
尻。
足。
背中。
かなり重いうえに、腰の関節が緩いので、自立は結構難しいです。
足裏の接地面積も狭いですし。
衣装の縫製は、価格にしては頑張っていますが、ダボダボでかっこ悪いです。
肘の皮のあて布など、ディテールは凝っているのですが、パンツと共に樹脂部分のサイバー感とは合わないような……。
素体造形は、漫画的な筋肉質のエロくて綺麗なシェイプをしているので、縫製衣装ではなく、ボディペイントか全てABS樹脂にしてしまった方が良かったのでは。
ABS樹脂部分の墨入れも不慣れな感じで、イケていないですね。精度も悪いです。
デザイン・造形が好みなだけに、残念に思いました。
新興メーカーということで、これからの発展に期待か。
カラー版もあり。
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