smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

映画レディプレイヤーワンの原作小説が面白い(ネタバレなし)

f:id:smoglog:20180311022709j:image

今年の4月20日に日本で公開されるスティーブン・スピルバーグ監督による映画「レディプレイヤーワン」の原作小説「Ready Player One(邦題:ゲームウォーズ)」を読みました。

最初の映画の速報を見たとき、ガンダムや「AKIRA」の金田のバイクなどの日本のアニメやゲームからの人気あるキャラやアイテムが登場し、客寄せパンダ的な、それだけの映画と思ってました。原作小説があり、さらにVRコンソールメーカーのオキュラス社に入社すると全員に支給されると知り、俄然に興味が湧きました。

 

 

この本、めちゃくちゃ面白かったです。

ストーリー、登場人物、設定、メッセージ性……どこをとっても高いレベルにあります。この面白さは、人気作品の参加が無くても、減じないと思いました。逆に映画がこれだけの内容をカバーできるのか不安になりましたが、映画の脚本を原作者本人が担当しているそうなので、期待したいですね。

 

日本語版が出版された時、既に映画化は決まっていたようですが、どうしてこのタイトルにしたのだろう……たしかにゲームウォーズというタイトルは間違ってないのですが、恐ろしく薄っぺらく、ちっとも内面を表していません。売れ行きを狙って改題したのだと思いますが、判断ミスってると思います。

Player One、これってゲームを開始する時に表示されるワードなんです。スーパーファミコンのゲームなら、プレス・スタートボタン。ドラクエなら「冒険の書をつくる」でしょうか。もうね、ワクワクする気持ちになるでしょ! 話の最後までこの気持ちに満たされますよ。

 

世代を問わず全ての世代のゲーマー、ギークやオタクにおススメです。古い映画やゲームを知らない人にも見てほしい作品です。これ以上言うとネタバレになっちゃうな。

ああ、映画の公開が楽しみです!

 

映画見てきました!! 原作読んでいても新鮮で面白い!

smoglog.hatenablog.com

 

 

最後に映画の日本語版予告。

youtu.be

 

 

ゲームウォーズ(上) (SB文庫)

ゲームウォーズ(上) (SB文庫)

 
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

 
メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1

メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1

  • 作者: ジーナ・マッキンタイヤー,スティーブン・スピルバーグ(序文),アーネスト・クライン(前書)
  • 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
  • 発売日: 2018/03/30
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る