これまでのまとめとして、ワンフェス攻略・アドバイスの決定版を記しました。今後もアップデートしていき、冬のワンフェスバージョンも記事にしたいと思います。
WonderFestival2016[Summer] Report‐1
行ってきました、ワンフェス。今回も旅行記書きまっす。restoreさんのカスタムペイントコンテストの締め切りが直ぐなので、4回くらいにコンパクトにまとめたいところです。
今回は前日の旅の模様と、ワンフェス当日の様子です。
ワンフェスでは思ってたより戦利品は振るわなかったので、不満タラタラ、能書きタレタレの内容となってます。
◯前日旅
品川を下車、原美術館でアートを堪能しました。……ソフビも買いました。
原美術館は大好きな家具デザイナーの倉俣史朗(故人)の個展を開いたことで有名で、実は十年くらい前に通販で再販された図録を購入しました。現在も再販が重ねられていて販売されていましたね。「倉俣史朗の世界」、良いですよ。
最初は恥ずかしかったのですが、誰も彼もやってるので、意を決してポケモンGOをしながら秋葉原へ。ポケストップからアイテムが排出されるってしらなくて、かなりもったいないことしました。
目的のひとつ、VR体験。付けた当初はドット感あったのですが、数分で没入。
詳しい感想はまた今度サブブロクでまとめたいと思います。スゴく欲しいです!!
お上りさん的に西洋美術館へ。
毎回閉館ギリギリで中に入れない。どうせなら、世界遺産になる前に見ておけば良かったです。
その後、いつも集まるメンバーで前夜祭……と思いきや、明日開店するものと思われたリアルヘッドさんが突然の開店! 乾杯して直ぐの状態のグラスを空にして会計して、わずか30分足らずで〆!
ワンフェス不参加のゴッコ堂さんが居ることに驚きました。海外のイベントに出るのでは? と噂を聞いていたのですが。
販売品は、クサイクソプスとザウラーの頭部と胴体を組み替えたもの(初・クソプス頭部×ザウラーボディ、ネクストザウラー頭部orドラコザウラー頭部×クソプスボディの3種類)、ベアオスのリオオリンピックカラー(勝手に命名)、ボディが骨ボーグのアイアンマンカラーの鋼鉄太郎(初)、ガマの海の大きいバーション(初)の以上、並び直し付加で1点のみ購入可能、2000円以下の小物は同時購入可でした。
僕が選んだのは……
未塗装の大ガマの海!
次は塗装版が出るそうですが、頭部もボディも組み換えのポテンシャル高そう。3Dソフト(CADではないそうです)で作ったデータからワックス原型に変換され作られているそうです。髷のオタマジャクシは別パーツでした。
そして再び宴の夜は更けていく……。
◯ワンフェス当日
ダイパス当選したので、ゆっくりと出来ましたが、しかし気が競って6時に起床、7時に現地イン。
どのホールから攻めるか、この時もブレブレでした。
最終的に今回逃したら次のチャンスはないかもしれないアイテムがあったので7.8ホールを選択。
今回は700番台と自分史上もっとも良い番号でしたので、開場前に会場入口から中が見れました。この風景、はじめて。
で。
目当てのところ(批判的なので、どこかは伏せておきます)に向かったんですが、ブースにはお客は居ない。一瞬、一番ゲットか?! と思ったんですが、サンプルも置いてないんです。
詳細聞いたら、売れてしまったとのこと。開場して数分なんですが……。
前日アップした作家さんのインスタには、10体以上は写っていたので、例えディーラーが列んだとしても数分で会計できるはずもない(と推測する)。いろいろ考えたんですけど、やっぱりオカシイ。
最初から販売先が決まっていて、売却済みだったに違いない(と推測する)。インスタに「販売するからブース来てね」みたいなアップしといて、サンプルもないのもガッカリでした。
7.8ホールで聞いた感じだと、restoreさんのブースはすごかったみたいです。50人くらいのディーラー証ぶら下げた人たちが列び、大混乱になり販売も一時中止になってしまったとか。トラウマになって次から出ない……なんてならないで欲しいですが。20160726追記:次回から抽選販売になるそうです。ありがたし。
その要因を考えたんですが、今回はソフビの作家さんでは僕の知る限り、リンデンさん、イトキンパークさん、ミロクトイさん等がワンフェス落選(って書くとなんか嫌な感じだな)、ランペイジトイさん、FIG-LABさん、パンクドゴッコさんが他イベント等で不参加と、ソフビコレクター的にはちょっと寂しいフェスとなってて、その分一点集中的になってしまったようです。
それと、ダイパスの転売問題から抽選販売と入場前の身分証確認が導入されて、少しは清浄化されたかと思いましたが、イタチゴッコ的に別の手段が台頭してきた気がします。
すなわち、「ディーラーとして潜入する」。
写真は、7.8ホールのとある島なんですが、半分が空卓です。彼等は何を売るのでしょうか。ディーラーって仕入れ部隊のことなんですかね? 上記の人気作家さん落選させておいて、これは無いよ…運営!
今まで僕にとってダイレクトパスが「欲しいものを買える魔法の券」だったんですが、今回は「通常よりゆっくり眠っていられる券」でしたね。仲間内で次回、僕らもグループでディーラー出展します? と冗談がでました。
ディーラーが先立って販売品を購入することは、釈然としませんが禁止されていることではないです(というか禁止しようにもディーラー証外してダイパス組に紛れればいい訳だし)。でも、このままディーラーパスがダイレクトパスの上位互換という流れが加速していけば、転売屋だけではなく普通のお客もそちらを求めるようになると思います。キレイ事は言わない、僕も欲しい。
今回、ワンフェスの入場料は2000円から2500円になりましたが、そのお金で運営は今回の失態を次に活かして欲しいです。今後、どんどん空卓が目立つようになるかもしれません。転売屋を警戒するあまりに、新しい真面目な作家さんが落選して出てこなくなるかもしれません。模型造形分野の発展・人材育成と言うイベントの目的も危ぶまれる事態になっていきます。
ディーラーさん側には、今後の作家活動や生活に直結しているでしょうから、強く言えるものではないですが、販売を30分遅らせるとか、ディーラーと一般列を分けるとか、知り合いの分は販売分とは別にするとか、配慮頂けると有り難いです。
そんなことを考えながら456ホールへの連絡通路が開放されるまで、ふらふらしていました。
失意の中、今回コレを買いに来たんだ! と思ってしまう作家さんが、プニCourtさんでした。
ファンタジーな世界観のぬいぐるみ作品で、触ってもよいとの事で手にしたところ、びっくりしたのは重さ。中にグラスビーズが詰まっているのでずっしりしています。
素材はグラスアイ、シルクやアンゴラ、ウール、天然レザーなどを使っています。価格は高めですが、ハンドメイド一点ものですし、手間やクオリティを考えれば納得できるな、と。さらに頭部と手足にジョイントが仕込まれていて、可動します。
悩んで白もぐらを購入。後でもっと欲しかったな、と後悔。手が出せませんでしたが、紫色のワニがヤバかったです。売れ残っていたっぽいので、いつか買えたらいいなぁ。
ワンフェスは初参加で、テディベアのイベントの方が落選して、たまたま応募したら当選したそうです。こういう出会いがあるから救われます。
モッフモフで癒やされるナリィ……。
今回も閉幕の5時までおりました。
昨夜、漫画を読み耽らずキチンと寝たので、今回は体調万全で最後まで楽しく過ごせました。現地でお世話になった方々、作家さんありがとうございました。お逢いできなかった方も、また次回お逢いしたいです!
最後に、コレが今回のスコアです(お土産、戴き物もあります)。
次回から気になった卓のレポートをして、鮮度優先で先に戦利品レビューを進めて行きたいと思います。
◯関連記事
ワンフェス2016冬