関西旅2日目。
前回記事:
兵庫県の豊岡市の里やま工房で開催されていた、珈琲と本のお話展にお邪魔しました。
偶然、スーフェスと日程が被っていたので、大阪のとなりだし……と軽い気持ちでむかったのですが、電車のダイヤを調べてみたら、新大阪からでも滋賀からでも5時間くらいかかる事が判明。青春18切符旅の感じで鈍行列車に揺られながら、向かいました。こんなにゆっくり電車に乗るのは久々かもしれません。
ちなみに、2Bworksさんの彫刻作品のレビュー。
電車の乗り継ぎ時間がタイトで、飲み物すらありつけず、豊岡駅に到着するころには、ゾンビ状態でした。直ぐ様コンビニで飲み物とあんまんを買って歩いていたら、アンテナに引っかかるものがあり、喫茶軽食の「リンド」さんに入りました。自分好みの、学生に嬉しいドカ食い系のお店で最高でした。
お腹を満たして、いざ里やま工房さんへ。
里やま工房さんは、建築会社のモデルハウス兼ギャラリーで、展示会場として借りる事ができるようです。
参照:兵庫県 豊岡市 建築会社|こだわりの家づくり・里やま工房
珈琲と本のお話展は、期間限定でカフェ、ワークショップ、古家具展示、彫刻展示、雑貨販売をするイベントのようです。
お目当ての2Bworksさんの展示は2階でした。
正直なところ、それほど展示数は多くないと思っていたのですが……会場も思っていたより広いですし、作品数も豊富でビックリしました。
作家ご本人も居られて、直接ご挨拶できましたし、作品のモチーフの由来や製作についての興味深いお話も聞けました。
写真もバシバシ撮らさせて頂きました。やはり作家ご本人が目の前にいると、「遠慮してしまうのか、あんまり撮ってくれないんですよ」とご本人の談なので、遠慮せずに撮り散らかしました!
まず、ドン! と1メートルくらいありそうな大きな彫刻。
この会場、家具職人でもある2Bworksさんの作品とのマッチングもよいですね。
営業職っぽい感じの人。
実際の人間を観察してモチーフにすることが多いそうです。東京などは色んな人が沢山居て、駅を変える度に楽しいと仰っておりました。
芸術家っぽい感じ。
細長い犬。
いつものやつ……ってのは、2Bworksさんにとって、犬は自分の今の彫刻技術を見る試金石のようなモチーフだそうです。
雲もモチーフとして良く登場しますが、これは漫画のセリフ吹き出しのメタファーでもあるそうで、白色の下地に色んな色を塗って、色んな想いが込められているように、という意図があるそうです。
ブルドック顔の人。
リアルなのもコミカルなのも自由自在ですね。
机の上は、「1日で彫れる限界の大きさ」という9センチくらいの作品。
柴犬は僕の持っているものの、現在のバージョンで一回り大きいそうです。
沢山あると、それだけでドラマが展開されますね。
どこを切り取っても絵になります。
頭部が電話の人は、2パーツで頭が動きます。
胸像。
雲のブローチ。
可愛いパグ。
アビーロード。
こちらは直筆イラストを元にポストカードにしたもの。
絵は完全な独学で、ずっと描いていたけれど自信が無かった……そうなんですが、スゴく味わい深いです。これを本にまとめたモノが欲しい!
ポストカード数枚と……彫刻をオーダー!! 仕上がりが楽しみです。
こんな感じで非常に満足しました。
最後に1階のカフェの彫刻も2Bworksさんの作品です。
近日開店の店舗の看板彫刻になるそうです。
珈琲も非常に美味しかったです。
さて、旅はこれで終わりの予定でしたが、豊岡駅の次の駅は城崎温泉です。
ここままで来たからには、行くべきでしょ!!
◯関連記事