MIROCK TOY / Dr.Mirock :Mirock Toco-toco Long & Mirock Attack [Mirock Alloy Rollout Color]
本日よりワンフェス戦利品レビューになります。
また一月ばかりお付き合いください。
第一回目はミロクトイさんのミロクトコトロングとミロクアタックです。
ここ数回ワンフェスではチープトイカラーを販売されていましたが、今回はカスタム品とミロク合金カラー(アレンジ有)が登場しました。
初ゲットのミロク合金! ファンを狂わせる魅惑の響き!!
ロールアウトカラーと題されていますので、工場出荷間もないピカピカの状態なんでしょうね。ドクターミロク第一弾のカラーリングと比べてみると、第一弾は雨垂れしたかのような汚し・褪色が見られ、工場出荷状態よりも紫色が強い感じがします。違いを楽しむのもよいですね。いつか、このカラーリングも欲しいッ!
参照:usa_o's room DR.ミロクセット (ミロク合金カラー)
◯明かされる世界設定
sofvi.tokyoにミロクトイさんの紹介記事が掲載されました。
ここに謎に包まれていた「ミロク博士の奇妙な発明」シリーズのストーリーが語られています。
時は30XX年……。
地球政府の優秀な軍事兵器開発者だったミロク・ネコバーグ博士は新兵器実験中の原因不明の事故により身体の3分の2を失うほどの重症を負ってしまうことになる。
それから2年の月日が経ち……。事故から九死に一生で命を取りとめたミロク・ネコバーグ博士は第一線を退き故郷で愛する家族とペットのワニたちと余生を静かに暮らしていた。
ある日一通の手紙が届くまでは……。
その日から博士はドクターミロクと名を変え、自らの身体をサイボーグと化し狂気に満ちた復讐の研究をはじめていくのであった。
お~恐っ
……という謎めいた設定なのですが、いつか詳しく語られることがあるのでしょうか。
あわせて、インタビュー記事も興味深いです。
◯大きさ・ロングパーツについて
こうやって、通常のミロクトコトコと比べると、こんなくらい大きさが違います。
大きさは約13センチ。相変わらずの凝縮感。
5パーツ構成です。成型色は灰色ですが、包み塗装されていて殆ど地は見えません。
ロングパーツは、ミロクロケット完全版のパーツと造形的には同じなのですが、カンチャクのオスメスが異なるため、ミロクロケットのモノと流用はできません。
最近の抽選では、ミロクロケットがお休みになり、このカンチャクの仕様で登場していますが、僕は初ゲットです。
昨年の台北トイフェスでの未塗装のクリアパープルカラーが初登場だと思いますが(ワンオフカスタム品ではストレンジファクトリーで販売されたモノが初?)、やっと手に入れる事ができました。
このように、ミロク本体を仕込むことができたり、遊びの幅が広がりますね。
◯トコトコ全体
このバックビューを見ると、仏像というモチーフのせいか、5重の塔を連想します。よく見ると、障子のようなディテールもありますし……。
5重の塔の元々の形は、インドにあり「ストゥーパ」と言います。お墓の脇の細長い木の板、卒塔婆の語源でもあります。
ストゥーパとは、ブッダの遺骨(仏舎利)を納めた建造物のことですが、ドクターミロクの発明においては、複製されたミロクの脳が兵器のCPUとして納められているのかもしれませんね。
ちなみに、愛知県の覚王山日泰寺には、タイから贈られた仏舎利を納められているそうです。行きたいなぁ。
◯トコトコ細かく見る
スプレーワークのメタリック塗装に、筆塗りの差し色が燻銀です。
墨入れがされているので、より造形が引き立ち、ミロク合金カラーというミロクトイさんの代名詞ともいうべきカラーリングとも相まって、非常に満足感の高い作品となっています。
◯ミロクアタック
シンプルに見えますが、塗装の使用色は銀、蒼、緑、金、灰と手が混んでいます。
こちらは正直思うところ、ミロクアタックの通常ミロク合金カラーと比べると、異なるカラーリングに思えます。
この爽やかな配色で、ミロクタンクなどが塗られたものも見てみたいなぁと思いました。
こうして並べると、ミロクアタックってスーパーカー消しゴムがモチーフなのかもしれませんね。
◯まとめ
マッシブアタックでシリーズ完結なのかな、と思っていたのですが、新作地蔵菩薩が登場し、胸を撫で下ろしております。
種類が増えた為か、今後はローテーションでキャラをお休みさせて販売する模様ですね。今後もどんなキャラクターが出てくるか、楽しみです。
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