久々のMR4r関連記事です。
いつも自転車に乗った後は、折りたたんで純正の輪行袋に収納して2階の自分の部屋に持って上がります。
この輪行袋、かなりタイトな作りとなっていて、ペダルの出っ張りのせいで収納しずらいのが気になっていました。折りたたみタイプの社外品ペダルに交換したいな、と考えていました。
候補を考えていると、折りたたみペダルって重いし、ドロップハンドルのMR4rには、ちょっとスタイル的に合わないかなァ、と思いました。
調べていくうちに、三ヶ島というメーカーにEzyシステムという、丁度インパクトドライバの先の交換方式のような機構で取り外せるペダルがあることを知りました。
今回購入したのは、Ezy Superior(イージー・スーペリア)という旧来のEzyシステムに必要だったストッパーパーツが不要になった進化型です。
MKS(三ヶ島) Ezy-Sペダル Urban Platform Ezy Superior シルバー
- 出版社/メーカー: MKS(三ヶ島)
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: スポーツ用品
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重量を測り損ねたので、公称値ですが、約400グラムあり、元々付いていたアルミペダルよりも重くなりました。
形状は踏める面が片面のみになっています。
さらにトゥクリップという、つま先を引っ掛けるパーツも購入しました。
こちらの製品は、丸断面のステンレス棒を使っているので、つま先へのアタリが優しくなっているようです。自分が選んだのは、一番軽くて引っかかりが短いタイプです。
クリートのように完全には固定されないので、バランスを崩したときのリカバリーも簡単でしょうし、靴を選ばないのでこの選択にしました。
元々のペダルを外すのと、交換する為の工具としてペダルスパナも購入しました。
Ezyシステムを採用したペダルを交換するのには、厚みの薄いペダルスパナが必要になります。
◯現状把握
このようにペダルの位置によって、輪行袋の口を閉じるのに非常に難儀します。
コレが純正のペダルです。
ペダリング自体に不満はありませんでした。
◯今回購入したもの
右から、MKS(三ヶ島) Ezy-Sペダル Urban Platform Ezy Superior、トゥクリップ CAGE CLIP QUARTER、Ezyペダル用ペダルスパナです。
合計1万円くらいでしょうか。
自分としては、結構な出費。
Ezy Superiorではなく、普通のEzyにしとけば、半額くらいになったんですが、ストッパーをなくす懸念があったので。
◯ペダル本体
このように取り外せます。
写真右の受け口だけが残るカタチです。
◯取り付け
写真は撮ってない……というか、撮る余裕が無かったのですが、純正ペダルの取り外しに非常に苦労しました。
ヘタに力を入れてスッポ抜けた場合、チェーンやギアに手をぶつけてしまいそうで。
お店に持ち込みかなぁ、と思っていたところ、弟が帰ってきたので、もう片方を押さえてもらい、木端(こっぱ)でスパナをコンコンと叩きながら緩めていきました。
で、次に交換ペダルの取り付けなのですが、MR4rの標準コンポーネントは、シマノのティアグラですが、穴に凹みがあって購入したEzyペダル交換用のスパナが入りません。
これには焦った。
ヤスリでスパナを削ろうかと本気で思案しました。
途方に暮れて、ふと取り扱い説明書を読んでみようとしました。
スペーサーが入っていました。
最初にセット内容はちゃんと読もう!
スペーサーを噛ませて、
スパナで絞める。
ペダルの取り付け、良し。
トゥクリップを取り付け、足を載せてみます。
この時は、何の効果も期待できそうにないくらい、つま先に触れている感じが無かったです。
◯試運転
よく利用する喫茶店まで、試運転すると、ペダリングのしやすさに感動。
まず、トゥクリップによって、決まった位置に足が毎回置けるということが凄く楽です。以前はペダルに足を乗せる度に拇指球の位置を確認、調整していましたから。
ペダル自体は、純正に比べて重くなりましたが、ベアリングがいいのか、回転がスムーズで気持ちいいです。
クリップの引っかかりは一番ないものにして心配しましたが、キチンと効果あります。
以前より楽にペダリングできます。スピードも上がったのではないでしょうか。
費用対効果あるのかな、と心配してましたが、ペダルを漕ぐのが一段と楽しくなりました。
◯収納
これが一番の狙いです。
スッキリ!
これで、電車に乗って遠出もラクチンです。