持ってたけれど、紹介してなかったシリーズ。
そういえば、KDAの時、初のTKだ、と言っていましたが、忘れていました。愛が足らないなあ。
スリーエーでは、WWRラインの1/12スケールはWWRpとして個別のラインに分けられていますが、それ以外はAP(アクションポータブル)ラインに区分けされているようです。
ハッチュリーガードは、恐らくポップボットのキャラクターかと思いますが、スリーエーでは、自社工場の事を孵化工場(ハッチュリー)とエスプリの効いた言い方をしています。そのため、ハッチュリーガードとは、その現実の工場を守る衛兵である、とも取れますし、ポップボットの世界で日本人のクローン戦士であるTKたちの文字通り、孵化工場の番人とも取れます。どちらにしても、工場を守る人間の武器が肉切り包丁とはぶっ飛んでます。素敵です。
◯全体
このAPシリーズは、1/12スケールということで、全高15センチほどしかありません。持っていないので、比較はできませんが、リボルテックとかfigmaと大きさも価格も、ほとんど変わりません。なのに、1/6スケールをそのままダウンサイジング(は言い過ぎですが)したかの様に、布製の衣服をまとい、汚し塗装もされています。
上の写真を見るように、ネジ穴が露出しているなど、難点もありますが、アクションフィギュアとして、かなりのレベルに達していると思います。もちろん、好き好きがあるでしょうが、これを手にとってしまうと、国内のおもちゃの未来を心配してしまいます。
◯頭部
能面のような、味のあるお顔です。1/6と比べると、塗装の関係か、少し骨ばった印象をうけますね。クセは強いですが、ゆえに一度ハマると、強い中毒性を発するのが、スリーエーの特徴だと思います。
◯1/6と比較して
こうして並べて見ると、ゾンブキンセットとは違い、親子という風にはなりませんね。布製の服も布生地の厚みの制約のため、着膨れしているように見えますし。
僕は、基本ロボットについては、1/6と1/12区別せず購入し、人間については1/6を基本、購入するようにしています。単品でみると、悪くないと思うのですが、隣に1/6を置くと、やはり粗が見え隠れします。しかし、WWRpのロボットに絡ませるためにも、1/12グランツには、かなり期待していますッ!