手軽に、フレンチプレス式とドリップ式を掛け合わせた方式で本格的なコーヒを楽しめるという、謳い文句のグロワーズカップを試してみました。僕が飲んだのは、コスタリカ、グアテマラ、ニカラグア、ホンジェラス、ボリビアの5つです。僕なりの味の感想も述べたいと思います。
◯作り方
1.袋を開ける。糊付けされているところもベリベリ剥がします。
2.赤いリボンを引いて取ります。
3.お湯を注いでジッパーを閉めて蒸らします(5分〜8分)
4.カップに注ぎます。
5.出来上がり。
*実は、アルコールストーブの燃料をこぼしてしまって、温度不足できちんと抽出できませんでした。燃料は余分に持って行くべし! ですね。
以下の味の感想は、きちんと室内で作ったもので味わっております。
◯コスタリカ
エスプレッソの様な強い味がします。強いコーヒー。野性味あふれるコーヒーだと思いました。
◯グアテマラ
ローストされた豆の香ばしさ。スッキリしていて飲みやすい。
・・・と、メモ書きしておいたのですが、5つ飲みくらべた今なら、もう少しマシな感想が書けそうです。
◯ニカラグア
柔らかい香り。わずかな酸味。酸っぱいコーヒーが苦手な僕でも飲める程度。朝一番に飲むとスッキリしそう。
◯ホンジェラス
袋を開けた瞬間、フレッシュで軽やかな香りがします。飲みやすい切れのある味。渋みがイイ。
◯ボリビア
深い苦味とコク。どこか瞑想に浸れるような滋味深さ。静かな夜に一人読書や音楽を聞いたりすると良さそう。
◯まとめ
全体的に僕がいつも飲んでるペーパードリップの小川珈琲にはない、強いコーヒーでした。お茶代わりにカパカパ飲めるような感じではなく、最初に飲んだコスタリカの強い味に、お酒を飲んだようにお腹がかっかして面食らいました。
上記5種類の中ではホンジェラスのコーヒーが一番好きです。
それにしても、コーヒーって面白いもので、上記の国々ってほとんどお隣同士の国なのに、こんなに味が違うとは、びっくりしました。多分、産地の違い以外にも、ローストの仕方、ミルの仕方などで味が変わってくるのでしょうね。
毎日飲むのにはお腹がモタレてしまう感がありますが、山やレジャーの際に特別な一杯として楽しむには、味もコスパも最高の商品だと思います。あと、パッケージの中で、コーヒーの抽出、出がらしの処理も完結してしまうので、後始末もラクチンでありがたい限り。
今回、紹介した5種の更に上の、ブラックのパッケージの上級グレードがあるらしく、それも手に入ったら、試飲してみたいです。