届きました!
2012年夏のワンフェス開催時に受注されたジャパンディフェンスフォース・カラーウェイのハロルドです。1/6スケールなので、サイズ・価格共にビッグだったためか、受注具合は芳しくなかったようです。また、そのすぐ後に似たようなカラーウェイ、しかも作る予定がしばらく無いと、うそぶいていた1/12スケールもセットにしたものが公式サイトで販売されるとアナウンスされていたこともあるかもしれません。たまたまかも知れませんが、発送用ダンボールに書かれたシリアルナンバーも200番代と若かったです。
◯頭部
いつもは全体外観から紹介するのですが、まずはこのギミックを御覧ください。
頭部を上に引っ張ると・・・
小気味いい音をしながら、首が伸縮します。
屈強な感じから一変し、このように首をかしげたりすると、愛嬌のある感じになります。
ハロルドは、WWRのストーリーの中で、バーティーMk.1と共に設計され、バーティーが二足歩行ロボットだったに対し、キャタピラ走行のハロルドの方が設計が簡単だったため、先に工場をロールアウトしました。ロストチャイルド社の世界初の戦闘用ロボットとなったわけです。歩行システムに対して、人工知能の完成度は低かったらしく、時には敵味方の区別がつかなくなり、そのキャタピラに踏み均され、味方が全滅したという、面白い話があります。
◯腕パーツの付け替え
スリーエーにおいて、塗装完成品では多分初めて、コンパチブルなフィギュアになると思います。
通常ハンド、キャノンの2つのパーツがついていています。
いつもはソフトビニール製の関節パーツが、ABS樹脂製の組み木のようになっていて、同じく樹脂製の楔を打ち込んで固定します。結構硬くて、不意に折れてしまわないか、結構気を張ります。
そういえば、今回は、触った感じソフトビニール製のパーツの割合が少ないように感じました。もしかしたら、頭部もABSで、胴体だけなのでは?
◯外観(両ハンドバージョン)
抜群のサイズ感です。
最初は、この両ハンドバージョンで飾ろうと考えていたのですよ。
◯外観(両キャノンバージョン)
この両手キャノンにしてみたら、こちらも捨てがたし・・・
で・・・
◯外観(メガマンバージョン)
メガマンというのは、日本で言うロックマンのことです。
設定上、こういう形態があるのかわかりませんが、僕の中ではこれが一番カッコイイ。美味しいところ取りです。
◯塗装について
人によっては好き嫌いの別れる、このシマシマの模様。ぼくは結構好きなのですが、このモチーフが現れ出したのが最近なので、設定上、最古のロボットのハロルドに、この模様が現れているのに違和感を感じます。今思う最高のモノを作っているのかも知れませんが・・・。
もう一つは素晴らしいと思う点。
排気のパイプの感じが、他の部分の仕上げと明らかに違うのです。熱せられて塗装が下からポコポコと浮いた感じです。1/12と比べると、1/6は塗装が大味になる印象がありましたが、今回のハロルドの仕上げは繊細です。
◯1/6? 1/12?
まあ、今回もはぐらかされていたわけですが、当初、このハロルドは1/6として考えても、1/12として考えてもどちらでも良い、とアナウンスされていました。
そこで、両スケールのフィギュアを並べて見ようかと思います。
まずは1/6。
僕はJDF以外は極力カラーウェイをかぶらせず、きりがないので手に入れたフィギュアもかぶらせないようにしていますが、同じカラーウェイで集める人が多いわけです、絡ませるとぐっと物語を感じさせますね!
次に1/12。
スケール感を出すために軽くチルトシフトをかけましたけれど、こちらも良いですね!
これだけ大きさが違うとメリハリがつきます。
以上、ハロルドでした!