smogbom

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新しい趣味:ThreeAのフィギュア

2014/10/10追記:かなり昔の記事なので、写真も(部屋も……これは今もか)汚いです。コチラから他の記事も見れます。

ThreeA の検索結果 - smogbom


自転車、アウトドアに続いて新しい趣味。
それは、オーストラリア在住のアーティスト、アシュレイ・ウッドがデザインし、香港のおもちゃ会社が製造するThreeAのフィギュア。
なんだか、ブログのカテゴリーが混沌としてきた・・・SEO的には最悪なんだろうな・・・。
自己満足で書いているので問題ないのですが。

さて、なぜフィギュアを集めだしたのか。
もともと、小学生の頃から、ガンダムが好きでプラモデルは良く作っていたんです。ところが、高校生を過ぎた当たりから、作るのが億劫になってしまい、作らなくなってしまいました。
また、ガンダムそのもののデザインについても、あまり面白さを感じなくなってしまいました。ターンエーに拍手喝采した人間なので、そこのところ分かれば、今のガンダムのデザインが、つまらないと感じる心情を察して頂けると思います(某AGEの話ではないですよ、だって見てもいないんだし)。

プラモデルを作らなくなって数年・・・、友達の間で何故かフィギュアを集める趣味が流行り出しました。
友人達の集めるジャンルは様々です。
ワンピース、ジョジョの奇妙な冒険、ゴジラ、ベルセルク、エヴァ、けいおんとか・・・。
僕は正直、しばらく静観していたのですが、そんな趣味がわからないでもないので、試しに一つ買ってみることにしました。

それが好きなゲーム、シュタインズゲートに登場する牧瀬紅莉栖というキャラクターのフィギュア。

これはイイ!
ぶひぃぃっぃ!!

・・・・とは、ならなかった。

気に入っている人、作った人には申し訳ないのだけれど、全然、僕は感心しなかった。
7千円近くして、こんなものか? と僕は冷めたものだったのです。

理由は、どうしても、この人らしき形の中に、骨が入っていて、筋肉が詰まっていて、動いたり笑ったりとかするとは思えなかったのです。
なんだか、真に迫る感じがしなかった。

髪も服も瞳も同じ素材でできていて、地続き。
最初からイミテーションを目指して作られている、そう感じました。

さて、どうしたものかな、と、一考していると、フィギュア同好会メンバーから名古屋遠征の話が。正直、冷めてしまっていたのですが、日本人の悲しき習性というか、この場合、類型化するのは卑怯かもしれませんが、兎角、空気を読んで、名古屋に向かいました。

そこで、見つけてしまった訳です。

ThreeAのフィギュアを。

正直、それがなんであるのか、僕には解りませんでした。
どんなお話に登場するロボットなのか。
どこで製造・販売されているのか。

それでも、そのシンプルな白い箱、厚塗りの重厚なイラスト、大量生産品に施されているものとしては狂気の沙汰ともとれる汚れ塗装・・・。

一気に魅入られてしまった僕は、お店にあったアームストロング1Gとデムラージマーティンをお買い上げ。

家に帰ってThreeAのフィギュアのことをネットで調べる、調べる。
どうやら、基本、日本で新品で買うことができるのは、ごく一部で、海外のネットショップでしか買えない事が判明し、ヤフオクで手に入れたり、新品購入可能なのものは、ほしいものはピックアップして注文したりし、現在に至ります。

どうしてここまで好きになってしまったのか、といわれると、本物の金属がと思えるほど精巧な汚し塗装と、愛嬌あるプロポーション、バックルまできちんと外れる布で縫製された鞄などの小物類、なんかを挙げたいと思います。

この佇まいに思い起こされるものがありました。
マシーネンクリーガーです。

高校生のとき、ガンダムのプラモデルに飽き飽きしていたところ、ある模型店で見慣れぬキットを発見しました。
今回のThreeAの時のように、一目惚れした僕は、とりあえず主人公機っぽいと感じ、写真の青いやつを買いました(この感覚がガンダム世代かな・・・)。
当時は道具と腕がなくて素組みのまま放置していました。これ、倒産してしまったニットー製のキットで、高校生の僕はMa.k.のことを知らず、金型消失してしまったノイスポッターとか普通に売ってたのに!! 素組だと、全く絵にならないキットなので、追加購入はせず、家で埃を被っておりました。

それから数年後、僕が大学生の時、仲間内でプラモ作りコンテストがあって、写真の迷彩色に塗装されたラプターという機体は、初めて塗装したキットです。
それで、プラモデル作りの面白さが再燃し、最初のやつも塗装したのですが、後ろの白いスネークアイを作っている途中で、また飽きてしまい、プラモ熱は消えてしまいました。

プラモデルと違い、フィギュアのよさは、買って開けて、そのまま楽しめるところだと思います(開けない人もいるけれど)。
こんな飽きっぽい僕でも、買ってそのまま楽しめるので、長続きするのでは無いかと思っています。
また、今回、ThreeAのフイギュアにはまって、またプラモデルをつくろうかな、と考えています(というか、実はもう作った・・・次のエントリーで書こうかな、と考えています)。

ところで、シュタインズゲートのキャラクターデザインの人は、ThreeAのフイギュアのコレクターとして有名だそうで。
どっかで趣味嗜好ってつながっているものなんですねえ。