※公式サイトより画像を借用しております。
訂正:馬鹿なので画素数を盛大に間違ってました。
昨日のメディア向けイベントにて発表されたサムスンから新型スマートフォンシリーズ。縦折りの折りたたみディスプレイ携帯も注目されていますが、自分が一番良いな、と思ったのはフラグシップシリーズであるS20シリーズの最上位モデルである「Galaxy S20 Ultra」です。
今回のラインナップから、ディスプレイサイズの異なる3機種展開となり、 S20 Ultraはディスプレイサイズが最も大きい最上位モデルとなります。そのぶんお値段も日本円で15万円超えとなるプレミアムな価格帯です。最近の携帯は値段が高い高い、と自分も声高に言っておりましたが、GalaxyFoldの登場でいくら高くても先進の技術には、大枚を支払うというギーク層が居ることが明らかになりました。そこでサムスンも、より高機能で高価格な製品を企画したんだと思います。
サムスンと言うと、宗教上の理由で敬遠される方も多いと思いますが、個人的にはそういう感情はありませんし、実際ボーダフォン時代には薄型のガラパゴス携帯を愛用していました。スマートフォンというフォームファクタも進化の袋小路に至り、なかなか他との差別化が難しいなかで、どんどん尖った製品が出て欲しいところ。
特に気になった機能を中心に紹介します。
カメラ:1億画素、100倍ズーム
スマートフォンのカメラでここまでの高画素化が実現されるなんて! もちろん小さなイメージセンサで高画素化すること=美しい写真という構図が絶対なんてことはないのですが、スマートフォンで写真を取る場合、メモ代わりという感じでパシャパシャ撮ることが多いので、大きな画素数ということは、その分クロップしてもオーケーということ。後編集でリサイズしやすいということですね。
デザイン上、若干カメラユニットの主張が激しいですけど、4つのカメラで構成されています。
一番下のカメラが100倍ズームを実現するカメラらしいです。
8K動画
なんとスマホではちけー!
これももちろん、スマホなのできちんとしたビデオカメラと同等の美しさとは言えないかもしれませんが、今回のイベントのカメラが実はGalaxy S20 Ultraだったというサプライズでした。これを見るかぎり、ちょっと信じられないくらい綺麗です。
www.youtube.com※ラストの方で種明かし。
8K撮影可能なカメラって数も少ないし、価格もハイエンド。
いち早くインプレッション動画を出していたMKHBさんの撮影機材は、ハリウッドでも採用されているREDの一番高いやつで本体だけで700万円オーバーです。
www.youtube.com参照‐RED DIGITAL CINEMA | DSMC2 MONSTRO 8K VV | カメラ,RED DIGITAL CINEMA,DSMC2 | 撮影機器・映像機器の輸入販売なら、RAID WEB SHOP
8Kテレビを普及させたいシャープが発売を目論む8Kカメラは予想価格が40から50万円ほどするみたいなので、なんか15万円が安く感じてきました。
バッテリーデカイ!!
現行スマートフォンの何が不満かというと、バッテリーライフです。
どうしてこんなに保たないのに、薄くしようとするのか理解できません。
Galaxy S20シリーズは一番小さな無印でも4000mAhあります。iPhoneやPixelよりも1000くらい多いと思います。
Ultraに至っては驚異の5000! それでいて厚みもそれほど気にならない。良いじゃないですか~!
気になるのはディスプレイ解像度
今回のSシリーズなんですが、ディスプレイサイズは違えど、画素数は全部一律なんです。
そのため、一番廉価な無印がもっともハイPPIになっています。アップル流にいえば、300ppi以上は全部レティナレベルで肉眼ではドットがわからないという話なんですけど、せっかくのハイエンド端末なので、このスペックも勝ってほしかったと思ってしまいました。
その他
世間では5G対応で賑わっておりますが、個人的にはまだ別に良いかなーって思ってます。
インカメはパンチホールで、シンプルに一つだけ、Ultraだけ40万画素らしいので、自撮り族の人にも良いのではないでしょうか。自分は興味ないけど……。
ディスプレイがキワキワまであるので、ほぼ7インチのデカイ大きさなのに、手に持てるってすごいですね。
グローバル版の発売は3月。値段が値段だし、買い替えサイクル上すぐには飛びつかないと思いますが、これは実機に触れたい製品です。