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Playdate情報Update11: 日本のゲーム雑誌CONTINUE Vol.63にて特集記事掲載!

今週のお題「応援」

発売を楽しみにして、今もっとも応援したいゲームハード、パニック社の携帯ゲーム機「プレイデート」。今年の発売に向けて、メディア露出も多くなっています。

発表と同時に特集されたイギリスのゲーム雑誌「エッジ」に続き、日本のゲーム雑誌「コンテニュー」でも12ページに及ぶ特集記事が組まれました。

雑誌を購入しましたので、著作権に触れない範囲で内容を要約します。

プレイデートの特集記事

内容は、プレイデートの本体紹介、記者のファーストインプレッション、パニック共同創立者”トーフ・オン・ファイヤー”ケーブルさん、ディレクターのグレッグさん、日本代表取締役の長谷川さんによるテキストベースによるインタビューの要約したもので構成されていました。

 

本体紹介には、今までプレイデート情報を追っかけてきた人なら、目新しい情報がありません。

▲写真は神戸の体験会のもの(ブログ記事

この底部の三穴がなんなのか、まだわかりませんでした。

 

自分が要約したエッジ誌にある、「おしゃれなネジにも機能がある!! なんと充電ポイントとして機能する。バッテリーパックをリリース。」という記述はなかったので、機械翻訳の誤訳なのか、機能がなくなったのか、隠しているのか、ちょっとわからなくなりました。

 

インタビューでは、やはりパニック社のチャレンジ精神と、ゲームへの深い愛情が感じられる良い文章となっていました。

ハードウェアを作ることは、非常にリスクがあるが、サプライズを届けたいと。シーズンというゲーム配信方式を採用したのも、現代は情報が溢れていて、発売前からどんなゲームかわかってしまうし、実際遊んでみたらハマっていたかもしれないのに、前情報で取捨選択してしまっている。昔のように、ゲームショップに行ったら、見たこともないゲームがいっぱいある、という体験をしてもらいたいとの事でした。

 

 

コンテニュー誌で良かった記事

実は、初めて知ったコンテニュー誌。

げ!! 調べたら、あの絶歌を発行したクソ出版社の太田出版でした。しまった、ここの本は買わないと決めていたのに。うわ、最悪……。プレイデートの特集記事なので、今回だけ特別……。

ウィキによると出自はクソゲー(これは蔑称ではなく、ひとつのジャンルとして)をフィーチャーした本のヒットから創刊されたゲーム誌のようです。当初はゲーム業界関係者のインタビュー記事などゲームに関する記事やコラムが多数を占めていたが、のちに漫画・アニメ・特撮・音楽の特集なども前面に押し出し、総合サブカルチャー雑誌としての色合いが濃くなったそうです。

参照:CONTINUE (雑誌) - Wikipedia

 

今号より連載開始の「もけいのじかん」に注目。

結婚式の引き出物に、自分でプラモデルのキットを作って配る(おそらく金型代数百万円)という模型狂のからぱたさんの連載です。

 

連載の「ひととなり」は、毎回ゲストを呼んで、その人の好物のお弁当を食べながら、ゲストの仕事以外のことを語るという企画。

今回のゲストは、アニメーター・日本で初めてキャラクターデザイナーと名乗った小田部羊一さん。アルプスの少女ハイジを手掛け、任天堂ではマリオの公式イラストやアニメーションを監督されました。

本来、この企画はゲストの仕事のことを話すのは禁止なんですが、話がおもしろすぎてカットされずに掲載されています。しかも、次号より小田部羊一さんの連載開始。

 

次号以降も読みたいけど太田出版なので……遺族の許可をとらず、犯罪物語で利益を得るなんて、下衆の所業ですよ。気持ち悪いポエミーなタイトルを一瞥しただけで、彼が未成熟なまま自分に酔ってる事が伺い知れます。恥を知れ!

 

僕が目にした中で最も酷いゲームオブザイヤー

プレイデートの記事で、パニック社のゲームに対する愛を称賛している一方で、この雑誌のライターはゲームを愛しているのかな? と疑心になった特集です。

記者たちで、2019年のゲームオブザイヤー、クソゲームオブザイヤーを決めているのですが、選考基準がむちゃくちゃ。怒りと悲しみを覚える内容でした。

 

ある記者は、このゲームが一番なんだけど、特別なのでランキングに入れない……ランキングとは……?

ある記者は、アップルアーケードのプロモーションが良くないから、クソゲームオブザイヤーに選出……クソゲーって製品じゃないの?

ある記者は、任天堂の品薄商法をクソゲームオブザイヤーに選出……クソゲーって製(ry。おいおい、任天堂が品薄商法してるって確かな情報なの? ……ニーズを読めなかった任天堂に非がありますけど、ゲームの内容で選出していない。文句言いたいだけじゃん。

 

最後に記者同士の意見をすり合わせて順位を付けているのですが、これがまた酷い。

「海外ゲームが今年はすくないから六位で」……ゲームそのものの内容評価ではなく、全体のバランスで順位が決まっています。映画のアカデミー賞で、最近黒人の受賞がないから、人権団体批判あつまりそうだし、賞あげておくか! って感じ。

「タイトルに9ってあるから9位で」「じゃ、こいつはXだから10位だ」……こんなちゃらんぽらんな態度で、人様が作ったものに順位を付けている。終電を気にしてんじゃねぇよ。苦労してゲームを作っている制作者は怒っていいと思う。

名物企画と自分で銘打ってますけど、プロの批評家として恥ずかしくないのでしょうか。悪ふざけしているにしても、ちょっと酷い内容です。

 

良いところをあげると、見たこともないクソゲーが紹介されていました。デスストそっくりのマンストランディングとか、あったのか! と驚きました。

 

サブカル誌としては良かったけど、ゲーム誌としては信用度は低い雑誌でした。太田出版だし、この雑誌は応援したくないなぁ。なんだか感じの悪い記事になってしまいましたが、日本にサムの息子法(犯罪者の自伝でお金儲けしてはいけないと言う法律)はありません。それでもモラルに反する事をして、それに意義があると嘯くのなら、それによって出版社全体に悪評ついても甘んじて受け入れるべきです。

 

 

 

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