ソフビそのものについて、僕の独断と偏見でアレコレ勝手に語る、ソフビ雑記のコーナーです。
先日届いたみたりさんの作品をレビューして、改めて指人形っていいな、って思った次第。
指人形のソフビは、1パーツ構成で、中身が露出しています。
人によっては、きちんと蓋をして欲しいという意見の方もおられるんですけど、この裏側が露出してしまうのが、他にはない魅力なんですよね。
ソフビの構造が丸見えであるというのは、ソフビの表現というのは、突き詰めていくとサーフィス面での表現であるということが否応なく理解できます。
作家さんたちは、モチーフ選択やシェイプの面白さでしのぎを削っている訳です。
指人形の名の通り、指にはめて遊ぶことができます。
ソフビとは飾るものではなく、手で遊ぶものであるということが大前提だ、と僕は思っています。
なので、この指人形のソフビというのは、ソフビの最も根源に近い種類なのではないかと思っちゃうのです。
製品の性質上、コンパクトで値段もお手頃。
僕のような万年金欠マンでも、色違いを集めやすいのも嬉しい。
買い手だけではなく、作り手にとっても懐に優しいのが指人形です。
聞いた話ですが、ソフビ作家としてデビューするのに、まずはレジン作品でお金を貯めて、次は指人形というのが、良い流れだそうです。一つの金型を仲間でシェアして、自分のオリジナル作品を発表するというのも良いですね。