音盤大學の次の日の日曜日は、前日より開催されていたファンタスティックフェスティバルを見学に、信楽へ向かいました。
滋賀県甲賀市の信楽にて開催されるファンタスティックフェスティバルと言う催しに参加させて頂きます。
陶器、表具、こどおじ部屋、邪神学園、イラスト、ソフビ、ありの信楽の?オタクが集う催し、、、 それがファンフェス!!!
イベント概要 『ファンタスティックフェスティバルV3』
2019.11.30~12.1 両日9:00 ~17:30
庭園陶器窯元壷八窯
〒529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野1330-2
0748-82-0186 入場無料
三回目となるファンフェスには、秘密結社アトム.A.アマレスラーさんが参加しています。ソフビは事前抽選があり、当選者だけ購入できましたが、自分は残念ながらハズレ……しかし、なにかしらサプライズあるのでは……というスケベ心もあって……純粋にアトムさんとお話してみたい、作品を鑑賞したいという気持ちで、米原から車で向かいました。ちなみに、米原から信楽って同じ滋賀県内ですが、僕の自宅からだと休憩なしでも2時間以上かかります。アトムさんも言ってましたが、陸の孤島って本当なんです。
入り口の看板。俺は人間をやめるぞーの仮面?
会場の庭園陶器窯元壷八窯さん。駐車スペースはすくなかったので、近くの陶芸村の無料駐車場に、後で見学&カフェ行きますので! と断り入れて向かいました。
会場前にレトロゲーム機が設置してあるブースがありました。
黒板にアトムさんの絵!
会場まもない時間に到着しましたが、テレビ取材中だったので、その間、アトムさんともお話できました。
そうそう、長年不思議に思っていた、イッチネス煉獄の素体カラーが露出する塗装なんですけど。
このヒビ割れた部分です。
これは、ドライブラシをしたあとに、同色のスプレーで境目をわからなくしているそうです。よく聞かれるけど、そんな難しい技法ではないよ、と。
お話の中で特に感銘を受けたのは、(こう語った訳ではないし、自分が勝手にそう受け取っただけかもしれないので、話半分と考えてください)アトムさんは、もともとソフビを集めていたわけではないし、昔から強い思い入れがあったわけでもないけど、人との縁があって、この素晴らしい素材を扱う機会が得られたということをおっしゃっていました。ソフビに慣れ親しんだことがないことが、逆に既存のソフビとは違う部分として目立つ。その部分がソフビファンに受け入れられるのか、毎回凄く緊張するし、それが刺激的だとも。
ソフビ塗装においては、実はソフビということを大切にして、やりすぎないようにバランスを考えているそうです。アトムさんの塗装に、凝っていて素晴らしいと思うのに、やりすぎだという感想を抱かないのは、ソフビという素材を大切に考えているからなんでしょうね。またソフビの作家さんへのリスペクトも感じました。
こちらが今回のアトムさんの展示ゾーン。
ファンフェスV3
— アトム (@syuryouatom) 2019年12月1日
アトム.A.アマレスラー!!!!! pic.twitter.com/ueoCC2OZTy
おそらく一日目に撮影したと思わしき写真と展示内容が少し増えております。この日の途中で追加されたんですよ。あとピンク素体のイッチネスも見かけたな。
一日目は、当選者限定で追加の販売もあったみたいですね。海外からもお客さんが来ていたようですし、嬉しいサプライズだったのではないでしょうか。残念ながら、二日目は販売はなしでした。
当初抽選販売の汁バァ。信楽のタヌキのような塗装。
お筆もタヌキカラーですね。
揉ジィ。ベルト、ストロングアームのところの蛍光グリーンのスプレーが細かい! ここに2個あるのは、当選者が購入を辞退したとは考えられないから、まだ来ていないのかな?
今回初展示という信楽国際野焼きフェスティバル2018にて作成された幸福の壺。
指人形。
1000toysの合成人間とコラボした作品も展示。
アマガミ。
乳白色のソフビをこんな風に海洋生物的な塗装にしちゃうのが凄い。
アトムさんの展示の写真は以上です。
会場の庭園陶器窯元壷八窯の主催の方の作品かな?
怪獣の絵付け。
きのこたけのこ専用ホルダー皿。
この裏にいる少年、ずっとSwitchでゲームしていたけど、君がどれほど恵まれた環境にいるのか……嫉妬!!!
陶器ガレキ。
一際目立つ陶器の不沈艦大和。
製作者のフレイルファクトリーさんとアトムさんがご近所ということで、仲が良さげでした。意外とプラモデルの作成経験はほとんどないそう。理由は組立が難しいからだそうです。陶器の方が難しいでしょう! と突っ込むと、こねて作って焼けば良いだけだから……と。異次元の領域。
無限軌道の作り込みとか凄い。実際に履帯を帯状に作って巻いているそうです。なので、ちゃんと歯車に爪がかかっています。
陶人形に、現代のフィギュア要素が盛り込まれた作品。
イラストレーターさんの展示も。
以上が、ファンフェスの写真でした。
ここから駐車場を貸してもらった陶芸村の写真です。
登り窯を使ったカフェ。
カフェ利用しますと言ったものの、本日は団体客の貸し切りでした。
何もお金落としてないのも心苦しいので、サイトのリンクをば。
充実した旅でした。