smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

ソフビ雑記9 - 妄想こんなソフビが欲しい!

f:id:smoglog:20191116142559p:plain

今週のお題「〇〇の成長」むりやり今週のお題にからめていくぅ~! 

ソフビそのものについて、僕の独断と偏見でアレコレ勝手に語る、ソフビ雑記のコーナーです。

インディーズソフビ業界は、自分が集めだしたころに比べると、かなり成長を遂げたのではないでしょうか? すくなくとも当時は、製作者の趣味の範疇で、完売しても自分の手間は利益に入っておらず、実質赤字というような話を聞いたことがあります。昨今は、作品の価値が認められて、二次市場だけではなく、定価でも高額設定の製品も登場し、完売しております。ようやく苦労が報われたようで、嬉しく思う一方で、なるべく当時の価格を維持しているメーカーさんもいます。それはメーカーさんの考え方なので、他人がとやかく言えるものではないと思いますが、少し前のソフビなら何でも飛ぶように売れるみたいな状況から冷めてしまった現在、新規参入が少し難しくなったように思えてなりません。誰が悪いというものでもないので、批判している意図はないです。結果としてそうなってしまったということです。

理由の一つは、購入者の財布事情で、高額な製品を購入するのに精一杯になってしまう。また、価格維持を選んだメーカーさんの場合は、生産量を増やさなければいけなくなり、結果としてそのメーカーさんのばかりを購入、他に手が回らないという状況になっているような気がします。

2つ目の理由は、昔はインディーズソフビは多くが商いとしてはギリギリというのが常でしたから、成形してくれる工場も温情で、安く仕事を請け負ってくれたようです。ブームによって、大量にソフビを作る人が増え、工場もパンク状態。需要が増えれば価格も上がるのが、この世の理ですから、当然金型代などは、僕が知ってるころの倍に値上がりしたそうです。一旦上がった価格はなかなか元には戻らないでしょうから、ブームが下火になった今でも、新規参入するのは難しい業界だと思うんですよね。

そうは言うものの、新しいメーカーさんは登場しています。それでも、まったく知らない人というのはなかなか登場しなくて、〇〇さんとコラボして、とか、実は昔は別の名前で活動していた、とか風のうわさで聴こえてくるのです。

そんなこと言うなら、既知の人気メーカーの新作をもう買うなっていうかも知れないけど、矛盾しているようですが、それはそれで買わない選択肢はありえません。だってファンなんだもの。

コレクターとして、いろいろ集まってきたからこそ、まったく知らない未知のモノに新鮮な気持ちで驚くことに憧れるというか……。そんな複雑な乙女ゴゴロ。

前置きが長くなってしまいましたが、自分が提案したいのは、こんなソフビがあれば、新規で参入しにくい、という部分を解決できるのではと言う……妄想です。

 

ソフビは、カンチャクという仕組みでパーツ間を繋げて可動するように出来ています。これの素晴らしいところって、カンチャクのオスメスが適合すれば、寸法はわりとアバウトでも噛み合ってしまうってところです。リアルヘッドさんのカオスマンシリーズのように、ボディを融通しあってコラボしたり、ミロクトイさんのドクターミロクシリーズ1のように、パーツの組み合わせで大量のバリエーションをつくったり、個人でもマッシュアップという手段で、異なるメーカー同士のパーツを組み合わせて、全く新しい姿を楽しんだりすることができます。

 

ソフビにはスタンダードサイズという大きさの規格がなんとなくあります。スタンダードサイズでポピュラーな姿カタチって、やっぱりヒトガタだと思うんです。スタンダードサイズのソフビを集めていると、めちゃくちゃ乱暴な言い方をすれば、細かなディテールは違うけど、突き詰めれば同じじゃないか? なんて思えてくる瞬間があるんです。もうすでに素晴らしいヒトガタのソフビがいっぱいあるよ、と。自分はそう思ったら、何か造形的にチャレンジングな部分を見つけたら購入するようにしています。例えば、パーツとパーツの取付位置や、成形時に抜きの難しい形状だとか、シェイプが全然違うとか。

 

逆に考えば、大きな違いが見られないのなら、カンチャクのオスメスと経さえ同じなら、組み換えができるのではないか? と思いました。

そこで、自分が提案したいのは、誰でも使えるオープンなカンチャク経の規格を作って欲しい! ってことです。

 

f:id:smoglog:20191116152615p:plain

パーツ分割パターンの例を図にしましたが、カンチャク経の種類はできるだけ少なくしたほうが良いと思います。

腕の部分や足に使うS経、頭部の部分に使うM経、腰の部分に使うL経。このユニバーサルなソフビ経の規格を採用しています、とクレジットすることが重要です。

 

メーカーの垣根を超えて、だれでも利用可能なソフビカンチャク経の規格を採用することによるメリットは以下の通りです。

クリエーター側

1パーツからでも(例えば頭部だけ、腕パーツだけ)でも、残りのパーツは共有して、新作として発表できるので、新規参入しやすい。それが成功したら、ゆくゆくは専用ボディも作り、完成版としての販売も可能。バリエーションも豊富に作れる。

 

ユーザー側

完成品を一つ持っていれば、1パーツずつ購入できるので、単価が安い。気軽に試せる。付け替え遊びができ、自由なパターンが作れる。

 

この妄想を実現するには、個人メーカーが主導するのは、プロモーション面や、メーカー間の軋轢などで難しい部分があると思います。なので、大手メーカーさんや、ソフビ製造を請け負う工場などが主導するとすんなり行くんじゃないかと思うんですけど……。

 

 バックナンバー

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com